中国ドラマ:「紅楼夢」(1987年版) | やーしーの子育て記録

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9年間の北京生活を経て現在日本で男の子2人の子育て中。子供は2人ともサッカー少年です。隙間時間を見つけてハンドメイドを楽しんでいます。

夏休みに入って、なかなかゆっくりと振り返る時間が取れずに

触れることができませんでしたが、

春先から見ていた中国ドラマ「紅楼夢」の1987年版を見終えました。

 

 

書籍も第5冊まで読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あと第6,7冊があるのですが、第6冊(単行本)がとても高くてためらっています。

 

 

 

 

私は本はやはり紙媒体で読みたいタイプなのですが、

この機会にキンドルで読んでみようか…と思いながらも迷っています。

第6冊以降は曹雪芹ではなく補作者による作品なので

どうしようか…と思っています。

 

1987年度版のドラマは、第30話以降、

本とは違うオリジナルのストーリーを展開しているそうなので、

余裕があれば、どう違うのか比較してみるのもいいかと思いますが

今はそこまで余裕がありません…

 

ドラマの感想としては、前半の華やかさとはうってかわって

後半、特にラストは別れや死ばかりで、

私は涙なしには見られないシーンもありました。

華やかさと悲しさ、そのコントラストが印象的でもありました。

 

またドラマを見ているだけではやはり意味がわからない部分が多くて、

書籍に書かれている文章や前後のセリフを読んで初めて

「ああ、そういうことなのか」と理解できた点があったり、

また本を読んでもわからない点があったり…

中国文学の専門家でもない私がドラマも本も、

一度見た・読んだだけで理解しようと思っても無理だったな…。

ドラマや本を最後のほうまで見て・読んで初めて

最初のほうの意味がわかったりもしました。

 

初めて「紅楼夢」に触れてみて、まだまだわからない点が

たくさんあるというのが正直なところですが

これで今後、中国人との会話で「あの人は賈宝玉みたいだ」とか

「彼女は林黛玉みたい」などといった会話が出てきたら、

こういう人を指しているのかとイメージできるようになるので

その点は進歩したかな…

今まで何度かそういうシーンがありましたが

その時に私がイメージしていたのと、本・ドラマを通じて知った

人物像は少し違っていました。

 

もしいつか余裕が出てきたら、2010年版のほうも見てみたいと思います。