紫金陳の作品「悪童たち」を読みました。
以前に見たドラマ、「ロング・ナイト」の原作者がこの紫金陳さんです。
悪童たちは『バッド・キッズ』(『隠秘的角落』)というドラマの原作小説です。
読んでみたら…子どもをもつ親としてとても苦しく、悲しくなりました。
でも結末が気になってどんどん読み進めていったのですが、
「あら、思っていたのと違う方向に進んでいくわ…」と思っていたら
とてもいいところで終わってしまって、
「えっ、そこで終わるの!?」と、とても驚きました。
原作と比べると、ドラマはもう少しこの描写のきつさが抑えられているようです。
ちょっと見てみたいですが、また苦しい気分になるかも…
ちなみに、この作品は今年日本でも映画化されたそうです。
日本でどんな風に映画化されたのか、ちょっと気になるところです。
口コミを見てみると、なかなか評価は高そうです。
私が中国へ留学していた頃は
中国の推理小説は日本ほど盛り上がっていないような感じでしたが
その状況は違ってきているのかな…?
もしまた中国に行く機会があったら本屋さんを覗いてみたいな…
こういう風に中国文学の和訳が出版されたり、映画化されたりするのは
私にとっては嬉しいことです。