隔離病棟というと訳のわからないことをブツブツ喋ってる奴ら、と偏見を持っておられる方が多いですが、病棟の大部分を占めている患者さんは認知症の年寄りであり、モノホンの統合失調患者など希少価値(?)となりつつありますが、そんな隔離病棟でどこが悪いのかさっぱり分からない方々がいます。


いわゆる依存症のクライアントです。


依存症の患者さんは多岐に渡りますが、主にアルコール、薬物、ギャンブル、借金、性欲過多(セックス依存)などです。


これらの依存症のクライアントは閉鎖病棟にぶち込まれた段階で依存の元となる誘惑から切り離されておられますから、見た目にはどこが悪いのかさっぱり見当がつきません。


しかし、依存症の元となる原因が身近に迫ったとき、反射的に欲望を埋め合わせようとしてしまいます。


それこそ閉鎖病棟の談話室にあるテレビでビールや日本酒のCMを観てしまったとか、パチンコの出玉の音がラジオから流れてきた、等ということに異常に興奮するなんてことが実際にあります。


薬物依存の方々は覚せい剤や睡眠導入剤の誘惑と懸命に闘っておられるのがよくわかる。


特に覚せい剤の多幸感は平常時の千倍(!)とも言いますから、一度でも薬物に溺れてしまったら大変です。


薬物を奨めてくる悪人はけっして悪人の顔をして近づいて来る訳ではありません。


誰からも憧れられるラッパーのようなCoolな人気者が奨めてくるのですから始末に悪いのです。


確かに薬物は厳罰化も必要ですが、精神疾患であり「依存症」という立派な病気であり障害だ、という認識が必要です。


ですが、やっぱり夜の街には近寄っちゃイケないデスネ。