ある街にホームレスが居ました。


 彼はこころの優しい男で、僅かばかりの「お恵み」も自分より貧しいホームレスやシングルマザーに渡してしまいます。 


ある大金持ちが彼に15ドルを渡しました。


 彼は大金持ちに敬意を持って礼を言いますが、やはり自分よりも貧しい人々にお金を渡して自分は質素に食べています。 


大金持ちは不思議に思ってなぜそんなことをするのか彼に尋ねます。 


彼は言いました。


 「どんなに私が貧しくても、私よりも貧しい人はかならず居る」 


まだ見ぬ困窮した他人の為にお金を寄進することは尊いことです。


 あしなが育英会基金、反貧困ネットワーク、歳末たすけあい.........。 


毎月かならず募金させていただいてますが、貧しい私でもそれが出来ているのは自分の生活に満足しているからです。


 いつも飲んでいる缶コーヒーを自販機で買わずに自宅で煎れる、とか毎日のように通うコンビニの買い物をスーパーで買うように節約するだけで¥500-や¥1000-くらいのお金は作れます。


 大金を納めることは出来なくても、コツコツと寄付して まだ見ぬ困窮した誰かを助けることは出来る。 


それは幸福に暮らす幸運を持てる人々の義務です。 


ちなみに私事で恐縮ですが毎月¥2500-を分割して私は上記の団体に寄付させていただいてます。


 自分の寄付を書くのは恥ずかしい行為ではありますが、なぜそれをするかと言うと、国内で募金をするひとが毎年減っているという事実に打ちのめされるからです。


 社会で善行を積めば、魂の位がひとつ上がります。


 前述のホームレスは言いました。




 「良い行いはいつか自分に還ってくると私は信じているんだ」