※下記記述の新名称「公益財団法人 日工組社会安全研究財団」は、旧称「日工組社会安全財団」です。 ホームページも新しくなり、過去には記述されていた警察との深い関わりについての事項も大部分が新ホームページから消えました。特に、財団保有財産の処分に「国家公安委員会」が関与していましたがその記述は消え、また裏事業と確信するパチンコ関係特許に関する特許権の運用「無体財産権の運用」は、「産業財産権の運用」に変更されました。
下記では名称及びホームページURL「日工組社会安全研究財団」を修正し記述している事を承知してください。
◆警察とパチ業界癒着の総本山
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◆実態がギャンブルであるパチンコ最大の問題点は、パチンコ店が客の遊技結果を意のままに制御する「イカサマ性」にあり、パチンコ業界は遊技機の制御実態を隠しています。
遊技機の制御実態を隠し続けるパチンコ業界と、正義の味方である筈の警察が癒着している事を示す象徴的な団体があります。
その名称は「日工組社会安全研究財団(略称「社安研」)※」、「業・官癒着の総本山」です。
※http://www.syaanken.or.jp/
●昭和62(1987)年8月、警察庁の指導を受け遊技機メーカーの組合「日本遊技機工業組合(日工組)」は、「広く市民生活の安全と平穏の確保に貢献していくことを目的」として「財団法人日工組調査研究財団」を設立。
●パチンコ台を作るメーカーの組合が何故「市民生活の安全と平穏確保」に貢献しなければいけないのか首をかしげたくなりますが、これはご愛嬌。
官僚が天下り先を確保する為、様々な名目をつけ独立行政法人を設立した他の事例と同様であり、「警察庁は日工組に財団を設立させた」事は事実です。
●平成02(1990)年10月、上記「財団」は名称を「財団法人社会安全研究財団」に変更し、パチンコ業界を連想させない名称の団体となりました。
●パチンコ業界とこの「社安研」の人的関係は、財団設立以来組織のトップ「財団理事長」を「日工組理事長」が務めていました。
「財団理事長」4代目(伊藤滋氏、元慶應義塾大学大学院教授)からは、パチンコ業界外の人物を組織トップとし「日工組理事長」が「財団副理事長」を務めていました。その後組織改編を経て組織トップとして「会長職」を設けるとともに、「財団理事長」には「日工組理事長」又はその経験者をあてている経緯があります。
★パチンコのイカサマ性を専門に調査研究する筆者は、上記財団の設立趣意書に記載された立派な設立目的や「表の事業」には関心がありません。
財団の設立経緯、役員・評議員の構成、財団の収益構造から「裏の事業」と言うべき事業が存在すると確信します。
●財団ホームページ『財団の現況』の注目点は、「平成22年度収支予算書」における財団の経常収益合計=3億6千4百万円の内、3億円が無体財産権(産業財産権)の運用収益である事。
《無体財産権(産業財産権)の運用》とは「特許権等知的財産権の運用」であり、パチンコ関連特許、特に、パチンコ客には隠し続けたい「イカサマ関連特許(※)」の管理・運用です。
※「イカサマ関連特許」の例:
▲《特許第4263898号》:
「発明の名称:遊技機制御用チップ及び遊技機制御方法」
http://fuseiyurusazu.blog68.fc2.com/blog-entry-6.html
▲《特許第4060388号》:
「発明の名称:遊技場用の遊技システム」
http://fuseiyurusazu.blog68.fc2.com/blog-entry-9.html
●特許の管理・運用とは、過去に30年近く続いたパチンコ業界の特許談合、闇カルテルを取り仕切って1997年に解散し、形の上では消滅した「日本遊技機特許運営連盟(以下、日特連)」(※下記関連URL参照)の業務です。
※http://fuseiyurusazu.blog68.fc2.com/blog-entry-26.html
●財団は、収益により国債及び地方債を購入し平成22年度末現在基本財産として24億2千8百万円を保有します。
この処分には「国家公安委員会」の承認受けを要する旨「寄付行為」(=会社の場合の定款にあたる)に記述していたことから、社会正義の砦「国家公安委員会」までがイカサマギャンブル産業と関わりを持っていたことになります。(※令和3年4月現在の定款にはこの記述はありません)
◆イカサマギャンブル産業と癒着した警察に、パチンコの不正解明・根絶を期待する事はできません。
パチンコ客は一日も早くパチンコを止める事、国民は警察の腐敗要因「パチンコ業界との癒着」を断ち切るための議論を始めなければなりません。(2011.01.10)
※関連発言「最大偽装事案[パチンコの偽装]」
http://fuseiyurusazu.blog68.fc2.com/blog-entry-10.html
◆「客が知らない遠隔制御」:by 伸介
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