3月29日、息子が結婚式をあげました。昨年9月にすでに入籍を済ませていました。

 

事情があって半年後の昨日、こんなに世の中が大騒ぎするとは思いもしませんでしたが、日程の変更ができず、挙行しました。

 

素晴らしい結婚式でした。一流の式場の―お嫁さんが有名な建築家の設計したこの会場を希望しました―質素な結婚式でした。

 

豪華絢爛にたくさんの参列者に祝福されて行う式もそれなりにいいものですが、参列者13名という小さな結婚式はほのぼのとした、心のこもった祝福の式になりました。

 

お互いの家族だけの出席です。かわいい甥や姪も参加してなごやかでした。昨年亡くなられたおじいさんの席もありました。

 

上司や職場の仲間、友人の出席はありません。気を遣うことがなく、相手の家族ともしっかりお話しできました。

 

さて、かねてから息子の結婚にはマジックをすると約束していました。十数年前、娘の結婚式で演じた「お祝いのテーマ」のマジックをしました。これはマジックに音楽の要素がいかに重要かを初めて認識した作品です。それから、ずっと、練習を続けて、少しの修正を加えましたが、この日も、やはりお祝いのマジックを演じました。

 

15分のマジックショーでしたが、とても充実していました。孫の二人の女の子が手伝ってくれましたし、甥っ子さんが私のトークマジックに参加してくれました。思う存分演じ切りました。

 

辛口の妻が「リング、かっこよかったよ、つかみはオッケー。お母さんがとても喜んでおられたわ」と言いました。会場のスタッフの皆さんからも褒められました。

 

広い会場に分散したテーブルを前にマジックをするのはなかなか難しいものがありましたが。

 

娘さん二人を嫁がせてお父さん、さびしそうでした。でも、息子夫婦もお父さんの家の近くに住んでいます。息子たちがご両親家族に愛されますように。

 

いい華燭の典でした。

 

オープニングはリングです