7月18日、私を囲む会というものをしていただきました。生まれてこの方、非難されこそすれ褒められることのない私ですから驚きました。
安城図書館のカタツムリ部屋(プレイルーム)で親子向けマジックショーを長い間やったことのお礼の意味で、私を囲む茶話会を開いていただきました。実は、親子マジックショーは安城図書館友の会というボランティアの皆さんが小さな子供たちに読み聞かせ、映画、折り紙、塗り絵、工作などを教えておられるその中にわたしの手品を入れてもらうことが始まりでした。友の会のボランティアの皆さんで成り立っている親子マジックショーです。
安城図書館でのマジックショー、思えば、教師退職2年前から今日まで、年4回の定期公演をしてきました。定期公演をするきっかけは、たまたま妻と訪れた図書館で、読み聞かせをされているのでその中に手品を取り入れてくださいとお願いしたことからです。お願いをした人が館長さんで、後日、やってくださいと許可されて、以来こうしてつづいたのです。19年間続きました。
茶話会では私に対する質問のほかに、私のマジック(手品)についてのボランティアの皆さんの感想です。みなさん、よく見てくださっていました。
私が一人一人の子の目をよく見て話しかけていたこと
全員の子どもに、みどり児から小学生まで全員にかかわっていたこと
みんなの目線に合わせてひざまづいて演技していたこと
子どものやじにも笑って対応していたこと
小さな子ども本位のわかりやすい手品を用意したこと
前に出てきてくれた子を楽しませるようにしていたこと
スタッフや大人も楽しむマジックを考えていたこと
ボランティアのみなさん、普段あまり話をしていませんでしたが、私の思いをみなさん、よく読み取ってくださってました。
私はひそかに幼い子供、知的障害のある人たちに見せるマジックは、どう演出すべきか、どうあればよいか、研究していました。だから、不遜を顧みずに言います、私のようなマジック、たぶん、プロの人もできません。みどり児のなかに入っていけませんから、障碍児の人たちの中に入っていけませんから。マジックは練習してきたマジックを練習しただけではマジックにならないと私は思っています。これがわかる人は、またまた不遜ですが、あまりいません。
多くのアマチュアのマジッククラブの人のマジックを見てきましたが、こういうマジックをできる人を私はまだ見たことがありません。アマチュアクラブはマジックの種を研究することで精いっぱいですから。
マジックはトリックの研究が2、後の8は演技演出表現話術と思っています。
1時間の囲む会、楽しく過ぎました。なにしろ私中心でしたから。ただ、最後に、私は年内に運転免許返納します、だから安城図書館のマジックも来年2月が最後ですと告白しましたら、友の会の皆さん、わっと驚かれました。なぜやめるかの理由を述べて一応、納得していただきました。
今年度、あと3回、安城図書館のマジックショー、頑張ります。
もうすぐマジック、終わりますが、私のマジック、間違ってなかったと思います。マジックやってよかった。
とうとつに白寿の義母(はは)が我が名呼ぶとまどいおどろきうれし安堵す 神田民治
7月12日中日歌壇 島田修三さん選

