本態性高血圧ではさらに、遺伝による体質が大きな影響を及ぼしていると考えられています。

ある研究によると、両親がそろって高血圧だと、その子どもの約60%は高血圧の体質を受け継いでいるという結果がでています。
また、父親か母親のどちらか一方が高血圧だった場合には、30%の確率で出てくることも報告されています。(下段の図を参照)

このように、統計からみると高血圧は遺伝する確率が高いといえるのですが、ただ具体的に遺伝がどのように高血圧に関連しているのか、その事実関係はあまり正確には解明できていません。

一方、遺伝的な体質以外に、親と子の間で受け継がれていることがはっきりしているものがあります。
それは、食習慣です。

たとえば、味付けの濃い家庭で育てられた子どもは、同じように濃い味付けを好む傾向があります。
濃い味付けには塩分が多く含まれており、塩分を多く摂ることが血圧を上昇させる要因になります。
親子で高血圧になりやすいのは、こうしたことも大きく関連しているようです。

いずれにしても、父親、母親のどちらかが高血圧に悩んでいる家庭で育った人は、食習慣をもう一度見直してみる必要があるでしょう。

統計











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