※フェースブックに、3年前〈2022〉の今日投稿した。

 

水野和夫「過剰な資本の末路と、大転換の未来」

(徳間書店、2016年)

同じ著者の「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」

(集英社新書、2017年)

も併せて参照します(写真1)。

 

この2冊で、著者は、国際経済の長期的な動向から、現在の日本経済の基調を分析しています。

その要点は、

・金利の低下減少を利潤率の低下ととらえる。

・14世紀から今日までの長期にわたって金利水準を追うと、

5%以上の金利は「戦争」という例外状況で発生しており、

他方、2%以下となるときは投資先がないという例外だ

 

 

(写真2。「閉じてゆく」の図14、p74&75)

この結果、「先進国の過剰と途上国の欠乏」(「過剰な資本」第1章)状態が起きている。

・本来まだ食べられるのに捨てている食品は、年間500~800トンと試算されている。

国内および海外から調達された農水産物のうち、食用とされる約8万4000トンの2割に相当する。

 

この2冊が書かれてから、コロナのパンデミックと

ロシアのウクライナ侵攻という国際社会の枠組みを揺るがすことが続いている。

 

ジャック・アタリの展望が参考になります。