※フェースブックに8年前〈2017年〉の今日投稿した。

 

今夕、イギリスの歴史家E.H.カーの「危機の20年」(岩波文庫、原彬久訳。2011)を買った。(写真1)

この本は、1939年に原著が刊行され、日本語版は1952年で学生時代に読んだ。その後原著の改版を受けてこの新訳がでた。1360円。

 

急に何で?

と思われるでしょうが、

今朝買った文芸春秋6月号(既報)の冒頭エッセイで、立花隆がこの本を最近読んだと書いていた(写真2)。第1次大戦の後、人々は戦争回避に工夫したはずなのに第2次大戦が起こってしまった。

 

 

さらに、同じエッセイ欄で歴史家の呉座勇一が著書の「応仁の乱」(中公新書)に触れて、何故固いこの本が売れたか?について触れている(写真3)。読者は、現代の混沌と応仁の乱を重ね合わせているのではとの通説を披露する。そのうえで、筆者は、応仁の乱と第1次世界大戦との類似を指摘しています。

 

 

この2つの「第1次世界大戦と現代」に関するエッセイに触れて、どうしても読みたくなったのです。

76歳となって、義務で読む本は無くなり、こうして学生時代に手にした本を読むなんて贅沢です。学生の頃は、「政治史」「国際政治」「日本政治外交史」「アメリカ政治外交史」などの科目を聴講したが、50年以上たって思い出せるものはないです。年号・地名・人名の羅列だった。

今は、本書のサブタイトル「理想と現実」を現代の政治状況に照らして読んでみたい。