今日12時から12:25まで、NHKEテレの「100分de名著」、レヴィ・ストロースの最終会を聞いた(第4講、再放送)。中沢新一の解説です。

私が思った要点は、

日本は進んだ科学技術と古来からの自然との折り合いのついた社会だ。

このレヴィ・ストロース(フランスの人類学者)の視点から、私が考えたのは、

以前から「医学の進んだ日本ではなぜ介護がうまくいかないか?」への回答です。

医学については、西欧流のアプローチで良しとしても、生活全般を視野に置くべき介護の世界も医学的な思考で実践しようとして失敗しているのが日本だということです。

日本各地での介護の成功例には、日本古来の自然感というか人間観が底に流れています。

他方(医療王国の鹿児島のように)介護的な実践が苦戦しているのは、この「生活面のことまで医療の専門家に委ねてしまった」社会と家族に根本原因があると思います。

レヴィ・ストロースの膨大な著作を一人で学ぶことは困難ですが、鹿児島大学の院生の自主ゼミに参加して1年取り組んでいたので、今回の中沢のコメントを聞き悟ったのです。

このような視点をもてたのは、私は医師でもなく、介護の実務家でもない、ただ98歳の義母の日常を見ている75歳という状況だからですね。

 

 

※2016年12月28日付けフェースブックへの投稿から。