茂木誠と宇山卓栄の対談「世界史の原理」を再読中です。

今年3月発売になってすぐ購入し、4月18日には読了しました。

その後、いくつかの章・節を読みなおしていましたが、

最初から読み直して、その要点をブログにメモするようになりました。

あと、(今日を含めて)2節残すだけになりました。

 

 

p335-p348は、

冷戦・NATOがロシアを追い込み、それでウクライナ戦争が起こった

という経過を説明しています。

日本で、テレビなどで聞いている話とは違いますが、歴史的な経過をたどることが大切です。

 

1949年、NATOが出来た。

1955年、西ドイツが再軍備してNATOに加盟

これに対して、同年、WTO(ワルシャワ条約機構)ができた。

 

1991年、ソ連が崩壊して、WTOが解体された。

これに伴いNATOも民族紛争・人権抑圧・テロなどに対する共同防衛へと

性格が変わってきた。

 

p344(NATO加盟国一覧)

 

 

 

東欧諸国がNATOに加盟し、ロシアに対する前線基地となった。

これらの諸国はロシアに対する備えとしてウクライナをNATOに引き込もうとした。

 

ウクライナは、親ロシア路線と親欧米路線の間で揺れ動いてきた。

 

2014年 ロシアのクリミア併合 

以下、重要ですが、本書p345-347の説明に譲ります。

日本とのかかわりも重要です。