茂木誠と宇山卓栄の対談「世界史の原理」

(ビジネス社、2024年3月)を再読中です。

 

 

 

 

第4章近代の4節目

 

19 「大分岐」―「豊かな中国」が「貧しいヨーロッパ」に負けたのはなぜか

です。(p272-284)

 

この節の構成は、以下の5つの項です(目次から)

 

 

 

以下、印象に残ったキーセンテンスを3つかあげます。

 

p276

常に過剰人口を抱えていたからイノベーションが必要なかった。

 

p279

政治が常に経済に優先する体制では、資本主義は根付きません。

 

p281

(薩摩藩が幕末に建造した日本初の蒸気船「雲行丸」が江戸湾で試運転した)

この子供のような好奇心、これこそが、日本を中国から「大分岐」させた。