今日午後、

大学図書館の4階、新書コーナーで手に取り、少し読んでから借りてきました。

辛口の評論家佐高信が100冊を選んだ。

 

読んだ本は〈100冊のうち〉2冊だけです。

残りの本を読む時間は残されていませんが、本書をざっと読み、手に取るものが

有れば、このブログに書きます。番号は、本書の掲載順です。

 

3冊の本・テーマについてメモします。

私の知人・友人が書かれているか・連想したから。

 

8番

「お笑い大蔵省極秘情報」(テリー伊藤)

は、大蔵省のエリートを探っています。

主計局次長の時にスキャンダルで辞職した中島義雄に触れています。

彼は、私の大学1年の語学クラスの同級生で、私は結婚式の司会を頼んだ。

大学時代に学生委員会の副委員長だったが大学管理法案反対闘争へのストの責任を取って

1年間停学している。この本の流れとはあまりに違います。

 

9番

「官僚たちの夏」(城山三郎)読みました。役所周辺の情景は私が若い時に近く懐かしく読んだ。評者(佐高)は、通産次官だった佐橋滋の庶民性と政治家を恐れぬ正義感を評価しています。私は、旧厚生省で事務次官となった吉村仁(故人)を思いだしていた。

佐橋以外にも傑物はいた。

 

39番

石牟礼道子「苦海浄土」。読みました。最近も、大臣との会見に際して途中でマイクを切ったりして話題になった。私が思い出すのは、かって環境庁の担当局長だったYさん、

大臣が現地に向かう日の朝、自宅で首つり自殺したことです。真実は闇の中ですが、水俣の問題にはまだ深い闇があると感じています。

 

このほかでは、

66 中村哲

78 JAL123便

の2つに関連する本は読んでみたいです。

 

 

図書館4階のソファから対岸を見て。