昨日午後、

大学生協で買った。

松井竜五著、岩波書店。2024年3月。

 

このブログで、「南方熊楠」を検索すると、15ヒットします。

2018年国立科学博物館で開催された熊楠生誕150周年記念企画展を見た。

 

鹿児島に来てから、東京や京都を離れて活動しながら、注目すべき業績を残した人物として

安藤昌益(青森県)・三浦梅園(大分県)とならび熊楠をあげてきた。

 

昨秋から、鹿児島で友人たちとWORLD HISTORYの輪読会をはじめていますが、

そのメンバーに、熊楠をフォローしている人がいます。

また、和歌山県田辺市の出身で、熊楠の家の近くに住んでいた人もメンバーです。

 

本書は、熊楠をライフワークとしています。龍谷大学教授、南方熊楠顕彰館館長。

 

熊楠の生涯を15章に分けて説明しています。

引用した文章を現代語に訳して収めている。

 

21歳から24歳まで、アメリカのアナーバーに住む。

ミシガン大学のある大学街です。

私は、50代の頃、ミシガン大学との高齢者研修プログラムに従事した関係で

5年間、夏休みに2週間アナーバーにいたので懐かしい。

(8項及び9項がアナーバー時代)

 

 

手元には、2冊の熊楠関連本があります。

 

 

鶴見和子。講談社学術文庫、1981年。

 (購入したのは、2009年刊のもので、すでに40刷に達している)

 

 

松井竜五編。藤原書店、2015年。