今日夕方、工学部の銀杏並木を抜けて図書館へ向かう。

 

 

1階の新聞コーナーには、Japan Times が郵送で送られてくる。

最新のものが6月7日の日付。後半にNewyork Times がついています。
インドの総選挙に関する論評が掲載されていた。

 

 

2階の雑誌コーナーでは、TIME誌だけです。「もしトラ」の特集を組んでいた。
日本語版ニューズウイークは、本屋には置いてないのでありがたい。

 

 

3階の世界史のコーナーに

チャーチルの「第二次世界大戦史」全6巻がある。

(ノーベル平和賞ではなく)文学賞を受けたことで知られる。

 

 

第6巻の終わりの方は、「日本の敗北」です。
原爆投下を巡るアメリカとの意見交換なども書かれている。

 

 

私が、個人的に関心があるのは、第3巻の中ほどにある

「大西洋憲章」の箇所です。日米開戦前の1941年8月に英米で

結ばれたもので、その第5項に「この戦争の目的は、戦後に

社会保障を確立することだ」という条項が盛られている。

戦後のイギリスの「福祉国家」を戦争目的に書いてあるのです。

この条項にルーズベルトは反対した。その議論が収められています。