岸見一郎「百冊百話」を読んできました。
〈2444から2470まで、4回〉
今日は、p87の後段から
「もうこなくなったかと思っていたお手紙が着きました」
これは、宗教哲学者の八木誠一と孫弟子である声楽家の得永幸子
の間に20年間で交わされた100信の一部です。
得永は八木の集中講義を受講した。
岸見は
「返信がすぐに来なくても、すぐに返信を書けなくても
2人はずっと相手のことを想い続けていただろう」
と書いています。
「百話」とありますが、
今回の5回目で(本書のシリーズは)いちおう終わります。
巻末の参考文献は、英語文献を含め実に9ページに及びます。
ここではp238-239を例に挙げています。
私の世代は、たまに手紙も書きます。