茂木誠と宇山卓栄の対談「世界史の原理」を再読しています。

 

 

12 p180―195は、

次の5段で展開します。

・中世ヨーロッパの王は力があったか?

・国王が神の代理人となり「国家」があらわれる

・天皇から将軍職を授与される徳川家

・フランス革命強さの秘訣

・明治維新派革命ではなかった

 

ヨーロッパにおける「主権」の誕生を基礎に日本における近代国家の成立の

特色を浮かび上がらせています。

 

 

天皇から将軍職を授与される徳川家 p187

 

「日本の権力者は権威の源泉を天皇に求めた」p188

 

 

山崎正和と小松左京の対談がわかりやすい。

 (「対談 天皇日本史」文春学芸ライブラリー、1974の最終章)

 

 

明治維新は革命ではなかった P192

 

「超越的な天皇の存在が日本お危機を救った」(大政奉還)p194

「1945年の敗戦でも繰り返された」p195

「ナショナリズムを失った国は亡びる」p195

 

 

HillsboroughのSAMURAI REVOLUTION 2014などは、「明治維新」を高く評価してその過程を分析しています。