※フェースブック 2022.5.26 (2年前の今日)投稿した。
2年たって83歳となり、この時の感想(このままではすまないな)
は強まっています。
集英社新書
山崎雅弘「未完の敗戦」
2022年5月刊
を買った。
目次:
第1章 狂気の再発ー東京オリンピックに暴走した日本
第2章 「特攻」を全否定できない日本人の情緒的思考
第3章 なぜ日本の組織は人間を粗末に扱うのか
第4章 敗戦時の日本は何をどう反省していたのか
第5章 日本が「本物の民主主義国」となるために必要なこと
戦前をたどりつつ戦後日本の思想面を概観して
次の時代の展望を開こうという趣旨か
著者は、1967年生まれ。
私は、「明治150年」(2018年)を鹿児島で
迎えましたが、明治維新以降の日本を総括する試みが少ないと
感じました。
私は、昭和16年生まれ
義父は、戦後戦病死して妻は母子家庭に育った。
私が社会で働いていた時代は、前半は「高度成長」
後半は「バブル崩壊」でした。
81歳の今「このままではすまないな」という思いが募ります。
本書を読みながらメモをアップしていきます。