区切りのいい番号なので、大きく構えて見ました。

 

「日本史を世界史の中で考える」ための本は沢山出ています。

「これ1冊」といえば、本書をあげます。再読中です。

2024年3月刊。著者は、ネットでも発信されているとのこと。

 

これまでも、このブログで紹介してきましたが、

1920年のワシントン会議のことP329なども気づかなかった。

 

 

最後の25節では、日本を巡る状況について、明治以降の国際情勢を

踏まえながら、ウクライナやイスラエルなどの現代的課題にも触れています。

 

 

これは、アメリカの中学生相手の参考書として読まれているという。

邦訳も出ていますが(ダイヤモンド社)、これは初版を訳していますので、

改訂版〈2023年〉を反映していませんので要注意です。

 

 

p452&453では、日本が軍事を拡張して世界に打って出ていく様子が

よくわかります、アメリカでは、世界では、日本の歴史をこのようにとらえています。

 

この本をテキストに鹿児島で6人の輪読会を昨年から月1回のペースで始めています。

 

 

 

養老・茂木・東の鼎談は、本音を語り合って面白い。

 

 

p257 

 

不愉快かもしれないけど、一番ありうるシナリオとして

 

「日本は天災によって実質壊滅し、中国の属国となることによって新しく

生まれ変わるしかない」

 

本書は、能登半島大地震の前、2023年9月に発行された。