※フェースブック 2018.2.28 に投稿した。

 

【建築の世界】

日本建築士会連合会の月刊誌「建築士」3月号をめくっています。

私は、大学は法学部で、公務員として社会保障や社会福祉の政策に20年従事した。

その経験をベースに大学で「社会保障論」や「社会福祉概論」を30年講じてきた。

どこにも「建築」との接点はない。

妻は、大学は史学科で、社会福祉事務所に7年勤務して、ケアマネの試験に合格、都内で非常勤ながら初期の介護保険関連の仕事をしていた。

専門学校に通って建築士の2級をとっている。

鹿児島に戻って、実家の武家門の修復というテーマに遭遇して「建築」という世界に再びつながった。この結果、鹿児島県建築士会のメンバーとなり、本誌が毎月送られてくる。

彼女が捨てる前に私の机に置いていく。

私もおおむね読まずに捨てていますが、貧乏性なのでたまに覗いてみます。

3月号の特集は2つで、

・高校生の「建築甲子園」

全国53校が参加した設計を競うが、今回の優勝は私の郷里である富山県というので読んでみた。県立富山工業高校の3年生4名による団地の設計です。

鹿児島県の県立隼人工業高校は選外だった。

・「伝建」地区(地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律。2008年)に基づく建築士の活動例として、静岡県焼津、新潟県佐渡、和歌山県湯浅、徳島県三好の4例が報告されている。鹿児島県からはない。

建築という視点から明日への希望を紡いでいる地域のあることを知ります。