※フェースブック 2022.2.28 に投稿した。

 

【歴史への誇りこそ】

写真は、アメリカのセントルイスの町に立つ私。

(後ろに有名な「ゲートウエイアーチ」が見えます)

1987年、46歳のころ。

初めて大学教員となったころ、この地にキャンパスのある

ワシントン大学にシンポジストとして招かれた。

テーマは、老年学関係で、日本からは

お茶の水大学の袖井孝子先生ら4人が

シンポジストとなって報告した。

私は、「日本の介護政策」について報告した。(英語)

報告の原稿をアメリカの主催者である研究者がチエックして

大幅に手を入れられた。「論点を明確にせよ」というわけです。

3年以上たって記憶しているのは、

ほかの先生のプレゼンで、会場にいた学生からのコメントで「日本は平和だ」という発言があったことです。

この大学は、アメリカのソーシャルワーク教育と研究でもトップクラスです。

懇親パーティの席で私が「アメリカのソーシャルワーク実践は素晴らしい」といったことを話したら、

先方の教授が「日本には長い歴史がある。アメリカは200年たったばかりだから」という趣旨で応答されたことが耳に残っている。