昨日26日から1泊で肝付町観光協会のイベントに参加した。

往復、路線バス、フェリー、タクシーを乗り換えての旅でしたが

大隅半島の友人たちに助けられた。

写真は,往路のフェリーからの桜島。

 

 

今日、9時半から12時まで。

テーマは、肝付町の石と歴史で、「本城石」と言われる石の利用状況を

学んだ。講師の東川隆太郎さんは、歴史散歩の語り部で有名ですが、

鹿児島大学地質学科の卒業で、その専門の視点からの講義と現地探索です。

座学は約1時間、肝付町役場の研修会場にて。配布資料です。

 

 

現地探索は、本城小学校跡の広場から。後方は、中世の名城

「高山城」の峰です。昭和20年、国指定の史跡です。

 

 

高山城址に、「本城石」形成の跡を見ることができる場所。

約11万年前の阿多火砕流により、「本城石」ができた。

このあたりは、かっての採石場です。

 

 

このあたりで伐採した材木を町内迄トロッコで運んだ。

そのトンネルが残されていて、懐中電灯を持って歩いた。

 

 

妻の実家に寄る。この武家門は、2013年に、(白蟻による

破損から)修復した。安永年間〈1770年代〉の墨書が

見つかった。

この修復を記念して、実家宅の座敷で「歴史茶話会」を開いた

のがきっかけで、地元の歴史好きによる定例的な会合が続いた。

コロナの期間は休止していたが、3月に再開の予定です。

今日のイベントに、その仲間が8人ぐらい参加していて、

近況を語り合った。