和辻哲郎(1889-1960)の座談集です。(中公文庫、2020)

第8章p255-327

 

参加者は、

今井登志喜  西洋史

大西克禮   哲学者

長谷川如是閑 評論家

柳田国男   民俗学者

 

「改造」1940年1月号に掲載された。

 

内容は多岐にわたりますが、11の小項目に分かれる。

 

・宗教説話と残虐性

・中世の文学意識

・謡曲と語り物

・「源氏(物語)」の民衆性

・王朝文学の文学認識

 

・支配者への反感と文学意識

・中世と近世の違い

・諏訪の蛇体信仰

・皇室尊崇と民族の統一意識

・日本文化の模倣性

 

・戦争と文化

 

手元の本で関係する内容を含むもの5件。

 

 

日本文化を読む 藤田正勝 岩波新書、2017

 

 

日本の祭 柳田国男 角川ソフィア文庫、 1969年

 

 

ハーバード日本史教室 佐藤智恵 中公新書ラクレ、2017

 

 

日本美術の底力 山下裕二 NHK出版新書 2020

 

 

日本史を読む 丸谷才一&山崎正和 中央公論 1998