我が家では、(若いころ2人とも忙しくて)NHKのドラマを見る習慣は無かった。

「大河ドラマ」にせよ「朝ドラ」にせよ、ほとんど見ていません。

2006年、鹿児島に越してからは「篤姫」「せごどん」など薩摩ものと

北条家の物語(2022。「鎌倉殿の13人」)は見ました。

 

去年の「家康」も見ておらず、今年はどうか?

と思っていましたが、

「平安時代のことは知らないし見てみようか?」との妻の呼びかけで

昨夜、その第1回を見ました。

 

紫式部はまだ子供で主人公役の女優が第1回には登場しなわけですが、

次回予告で一瞬出ていましたね。

 

日本文学を専門としたドナルド・キーンの初期の短い論評を持っていた。

Tuttle から1955年に出ていて、

西欧の読者向けに、日本の詩歌・舞台・小説について概観しています。

 

 

小説の章p67-87

では、紫式部に多くのスペースを割いています。

 

p72(左)では、

紫式部日記を引用していて面白い・・・文庫で良いから探してみよう。

 

P73(右)では、

・当時、男性も書いたのだが中国語で書いたので読まれなかった。

・源氏物語は、あくまで小説で、現実を書いたものではない。

 

最後まで読んで改めて書きます。

 

 

手元にある平安時代を扱ったものは、ごくわずかでした。

社会というか組織の人間関係の原型は平安時代にできたのでは?

ということを読んだ気がします。

 

妻が、次回以降も見るかどうか怪しそうですが、

私は、これまでの関心で抜け落ちているこの時代についてフォローしてみよう。