昨日、中田考「宗教地政学から読み解くロシア原論」
(イースト・プレス、2022年10月)を買った。ブログ友達から知った。
・ 日本は国内に米軍基地を置かれ属国になっている p7
・ アメリカの覇権の不可逆な長期低落傾向は明白 p8
・ ロシアのウクライナ侵攻は、本来スラブ民族の2つの主権国家の軍事衝突p8
その本質は、千年にわたる東方正教とカトリックとの確執の最終局面p9
第4章 世界はどのように変化するのか
終章 で、ロシアのウクライナ侵攻問題の
軍事的・国際関係的・経済的分析は必要で有効ではあるが・・
中長期的な未来予想と長期的な対応政策の立案には、
宗教地政学的視点からの問題の検討こそが必用p287
これから本書を読みます。
60年ほど前に、政治学科で「国際政治」や「アメリカ政治外交史」を聞いたが
今に記憶していることはない。
本書のような広大な視点で現実世界を見直すのは知的興奮に満ちています。
手元の本で思い出したのは、
(左)オスマン帝国史を専攻した鈴木と中国史の岡本の対談 2021
(右)モスクワ大学卒、在ロシア大使館に3回勤務した河東哲夫 2022
も参照したい。
飯山陽「イスラム2.0」を読んだが、手元には無い。
今朝の地元紙と日本経済新聞。