在位1926年から1989年。

 

山崎正和「対談 天皇日本史」(文春学芸ライブラリ、2015)を

読んでいます。9人目の天皇は、昭和天皇で個別天皇に関する対談はこれが最後です。

(この後に、総括的な対談がある)

 

私は、昭和16年生まれですから47年間は「昭和」に生きてきた。

いきおい「昭和をめぐる思い」は沢山あります。

 

今日は、対談p199-224の6節の区分に従い、対談の流れをフォローします。

今回の対談相手は、高坂正尭(国政政治学者)です。

 

1 不健康安時代

 日露戦争が曲がり角だったp201 

 太平の逸民(永井荷風) 大陸浪人が満州に

 

2 リーダーに人を欠く

 1911辛亥革命 対支21か条要求

 公家社会の意義

 

3 工業化たちまち大衆化

 加藤高明   米騒動

 

4 大衆社会のリーダー

 基本政策の欠如  原敬 利益の撒布

 治安維持法

 

5 大衆社会の自己嫌悪

 急速に伸びすぎる

 自己処罰の欲望

 

6 変化を受けとめた偉大さ

  排日移民法(アメリカ)

  昭和2年 金融恐慌

  満州事変→日支事変→太平洋戦争

  社会的な蓄積がないところでの大衆化→分捕り(外に向かう)

 

 P234 天皇は日本人の種族維持本能を形象化した存在。