昨日18日第824話で、
作家葉室麟の対談記録「日本人の肖像」(講談社、2016)の
最後の部分「あとがきにかえて」のタイトルだけ書きました。
p208-219から、キーワードを引用します。
渡辺恭二「近代の呪い」(講演集) 国家に隷属する個人。
「日本人とは何かという問いかけに対し、いまだ回答がない」
占領軍から独立後も国内に米軍基地が存在し続けた。
幕末から明治にかけての近代の総括が必要だ。
著者が考える日本人とは、感性を大事にすること。
国の基本は、論理ではなく感性ではないか。
この対談集では、戦国時代から江戸時代を生きたサムライを
とりあげています。
たまたま、最近、
吉本隆明の「共同幻想論」
保阪正康の近現代史
などを読んでいるのと重なります。