年末にテレビで映画の再放送を見た。

原作は、半藤一利「日本のいちばん長い日」(文芸春秋、1965)で、

1967年の映画も有名ですが、

今度見たのは、2015年版です。以前にも見ています。

陸軍大臣を役所広司、天皇を本木雅弘、総理大臣を山崎努が演じている。

 

そのあと、本屋で原作を探したが、この

128日と815日」(文春文庫、2015)を買って読みました。

明治以降、戦争に次ぐ戦争でしたが、ここでの敗戦は大きな節目でした。

本書は、815日における内閣・宮内庁・陸軍・NHKなどの動きを軸に、

有名人の日記などを広く探して当日の状況を再現している。

 

私は、昭和164月生まれですが、この815日のことはまだ記憶にない。

81日の富山大空襲の日、疎開先の高岡市郊外で空が赤くなっていたことは覚えています。妻は、当時3歳ですが、鹿児島の田舎で大人たちがラジオの周りに集まっていたことは記憶しているという。

 

P124 当日朝、12時から重大発表があるとの知らせが何度かあった。そのアナウンス。

P128 それで戦争が終わるとは露思わなかった。

P136 折口信夫は、天皇を重臣や軍人が利用しようとしていると批判していた。

p156&7 歌人や俳人の作品もたくさん紹介されている。

  泣くときは泣くべし萩が咲けば秋 山口青邨

P182 軍は負けることをそれまで考えてこなかった。

P206 フィリピンのルソン島にいた山下泰文大将のこと。

 

 

高城町史(宮崎県都城市に統合。平成元年刊)の第27p833-では、

当日の地方都市の模様を詳しく紹介しています。

 

今朝の新聞は、アメリカがイランの将兵を殺害したことを報じています。

テレビでは、イラン市民の反米の思いを紹介していた。