鹿児島市内では、「週刊朝日」は金曜に入荷します。

さっき、近所のスーパーで7月19日号を買いました。税込み400円。

 

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第74号(7月5日) に

この取材シリーズ「ヘルプマン」のこと書きました。

2003年から某社の週刊誌に連載されてきたこの介護をテーマとした漫画は単行本でもう27冊になっているという。累計105万部売れている。(p78の脚注)

 

このシリーズの取材対象である八木裕子先生は、現在は東洋大学准教授ですが、私が日本社会事業大学の教員だったころにちょうど学部学生だった。

私のゼミで全国のスーパーのバリアフリー調査を行ったことがあります。学生主導でしたが、全国を対象とした大がかりの調査で隣のゼミだった八木さん達にも協力してもらったのでした。

 

私は、短い期間でしたが、学部2年生への「老人福祉論」を講義していたことがあります。

この大学に勤める前に当時厚生省の「老人福祉課長」というのを担当していた実務知識を評価されたものでしたが、この課長もわずか1年にすぎず今思ってもお寒い内容でした。

(大学に勤めるために公務員を辞めたのではありません。2年間の空白があり、友人の印刷会社で生計を立てながら全国の介護施設の取材などしていました。)

 

シリーズ第2回(週刊朝日p73-88)では、

著者の八木先生が学部生のころの実習で介護施設にいったときの様子を書いています。

認知症の方の介護の実態に触れています。→重要ですが、週刊朝日をご覧ください。

 

p82「寮母室」の寮母を「介護職のようなもの」と脚注が入っていますが、介護福祉士の成立経過からいえば、まさにこの「寮母」こそが(ホームヘルパーと並び)介護福祉士の原型といえます。

 

P87「介護には社会福祉士が活躍する余地はない」とは、当時八木さんは社会福祉士養成課程の学生だったからですね。その後、この大学にも介護福祉士養成課程も併設されることになった。