先崎彰容 知性の復権 「真の保守」を問う
新潮新書、2025年11月
を買った。
購入したのは、2026年3月15日付けですが、もう4刷とのこと、読まれている。
その最終章第6章(p213-p264)を先に読んだ。
出版社サイトによる細目字:
第六章 令和日本のデザイン
令和日本のデザイン/明治の富国強兵論/日本人の生のリズム/骨太にして繊細な明治の保守/国民主義の魅力/『岸田ビジョン』の可能性と問題点/「分散」への疑問/大平内閣と田園都市構想/フリーターの時代/「わたしの物語」の時代/七〇年代とは正反対の状況/新・富国論の要は「集中」/戦闘集団としての自衛隊/生者の論理と死者の論理/清水幾太郎の「核の選択」/共産主義を賛美した知識人/福田恆存の「個人的自己」/身の丈に合った富国と強兵策/「近代の危機」の渦中で/アジア主義という外交理念/中国外交と経験の不在/国力の限界を正しく把握する/決断力の遅さへの自問自答
i以下、印象の残った個所。ぜひ、原文でお読みください。
あまりにも急激な西洋化は、言いようのない疲労を日本人に与えたのでは(p220)
「新しい資本主義」(岸田ビジョン)のメッセージは何よりも「安心」であり、不確実性に対する安定の提供(p226)
だれもがどこかに孤独と孤立感を抱えていて、私の最大の関心事が、私自身になっている(p234)
一部の限定されていた権威が解体し・・自分で自分の将来像を描く時代(p235)
安全保障・・に対しては、政府権限の「集中」がむしろ必要だ(p240)
(我が国は)過剰な強兵化を目ざす国家像を持つことはできない(p252)
自らの国力の限界を正しく把握し、多国間とつながりを持つ必要がある(p261)
鹿児島大学中央図書館飴(昨日)。

