昨日の夕方、一緒に富士登山したTさんと
掛け軸のお返しに行きました。
Tさんは1枚、私は三枚の掛け軸を預かり
無事に富士山頂で切手を貼り、スタンプを押し、
みさなんにお手伝いして頂き、
お預かりした掛け軸を写真に収めることができたことを
報告させていただきました。
おじいちゃまは、お天気のことや山のことなど
登山の様子を私たちに質問され、
私たちはおじいちゃまのお陰で山頂を目指し登りきることができたこと、
天気もさることながら、
頂上は不思議と無風で撮影に手間がかからなかったこと、
そして私たち二人とも初めての富士登山が
とても恵まれた素晴らしい出来事だったことなどをお話しさせて頂くと、
おじいちゃまは水色のハンドタオルで涙を拭き拭き
「大変な山登りに我がままを聞いて頂いて本当にありがとうございます」
と私たちに合掌して何度も何度もお礼を言われました。
Tさんはおじいちゃまの掛け軸を預かったことで
リタイアせずに登りきれたとずっとおっしゃっていました。
わたしは、呑気なもので
「山本さん、必ずあなたの心を山頂に持って行きます!」と信じて疑わなかった。
確かに、一杯の水を持っていることも重たく感じる
厳しい登山ではデジカメやムービーを持って行くのを
諦めざるを得ませんでした。
まあ、今は携帯電話があるので昨日載せた写真は
携帯で撮ることができたのですが。
でも、おじいちゃまから預かった掛け軸は重さを感じず、
何度も何度もリュックを開けては「入ってるよね!忘れてないよね?」と
確認していました。
掛け軸が励みになっていたんですね。
みんなのそんな気持ちを汲んでか、
お天気に恵まれ、
心配していた雨も家に着くまでは上がっていて、
家に着いてしばらくすると強い雨と雷。
「どこまで恵まれてんじゃ!!」と
感謝せずにはいられない、
ただのラッキーではないことを私もTさんも同様に感じていたのでした。
往路、バスが五合目に着く少し手前で渋滞になったときも
「これで空気の薄さに慣れておきましょう」という
隊長の言葉で無理無く登山を始められることも知ったのです。
Tさんも私も意気揚々と登山報告をおじいちゃまにしてたら
急にタオルを取り出して「本当にありがとう」と泣いてくれたんです。
私たちの方こそおじいちゃまに感謝なのに。
それで、おじいちゃまが私たちにと額を下さいました。
それがこれです
お礼は要らないって言ったのに↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
おじいちゃまは
「一期一会と言うけれど、こんないい縁はこれっきりにしたくない。
よろしければ住所を教えて下さい。
うちにも遊び行きて下さい」と大変喜んで下さいました。
母の夢だった家族での富士登山。
「よっしゃ、その夢叶えたる!!」
なんて軽いノリで実行したことが、
隊長の谷古宇さんはじめ、バスガイドを務めて下さった事務局の方、
同行した仲間達、バスの運転士さん、
そして山本のおじいちゃまとの楽しくも心温まる人々に出会えたことに感謝です。
本当、世の中捨てたもんじゃあ~りません(=⌒▽⌒=)
そして今日は『ひとりじゃない』の作詞をした
HALUにも偶然会えて、
はじめて会ったときよりも、二度目に会った本番のときよりも、
ずっとずっと元気で笑顔一杯の彼女に会えてほんとに嬉しかった(≧▽≦)
HALU、あなたの辛かったことや悲しかったことが言葉になって、
音楽になって、たくさんの人の心に届いたね。
あなたが生まれた意味があったね。
そうやって、あなたと同じように傷ついて、悩んで、苦しんでいる人のために
これからは自分を大事に生きて
誰かのために何かを出来る人になって下さい。
私も一生をかけて世界中のみんなの本当の笑顔を見れるように生きて行きます。
おばちゃんも、やったるで~~