4月10日、16日、28日の3回、月組大劇場公演観劇してきました。
110期生のお披露目公演。
口上を見てもロケットを見てもウルッとくるのですが、年々ウルッと度が上がっているのは、初舞台生との年齢差が毎年一つずつ開いていく中で、もう孫を見るような気持ちになってきているのかも
いや、まだ早いか
でもほんと、毎年毎年、ただただ純粋で必死な彼女たちの姿に打たれます
殊に今年は…
大変な年に入団してきた彼女たち。
入団してきてくれた、という表現の方が合っているかもしれません。
公演後の配属も、“班ごとに4組に振り分け”という、かつてないイレギュラーなやり方で…
とは言え、彼女たちにとっては未経験なことなのだから、「イレギュラー」という感覚はないかもしれませんよね。
初めてなのだから。
そう願います。
さて前置き長くなりましたが(いつものことか)、観劇の感想を簡単に。
『Eternal Voice 消え残る想い』。
これは、作品として見た時(演者さん関係なく)好き嫌いが分かれるだろうなと思いました。
スピリチュアルなことを信じない方、そもそも好きじゃない方には、「なんじゃ、これ…」な作品かも。
作品紹介通り、最初から最後までそういうお話です。
特にラスト近くにアデーラの特にスピリチュアルな一言があり、それを「なんやあれ?お笑いか思たわ」と言ってる(というか嘲笑している)方を幕間にお見かけしました。
カップルの男性が女性に向かって話しておられたのですが、それを聞いて非常に残念な気持ちになりました。
だってそういう話やん。
最初っからちゃんとそういう話やと公開されてるやん。
まぁ何も知らずに恋人と一緒に観劇に来られたのでしょうが。
でも、そんな風に思うのはこの人だけじゃないかもなぁ…とも思いました。
私はちらちらブログに書いたこともあるかも思いますが、アデーラほどじゃないにしても(ユリウスに近い)割と感じやすい方なので、うんうんあるよね…と思いながら見ていました。
でも信じない人には、「お笑い」って感じに見えるのか、などと思ったり。
まぁそれはさておき。
れいこさん(月城かなと)がタカニューの突撃レポートで仰っていましたが、幕開きの雰囲気がとても素敵です。
衣装もヴィクトリア調で、クラシカルな感じ。
何より、オーケストラの奏でる曲がもう
1音目、ほんとに1つ目の音から大好きです
れいこさんは初見より2度目、2度目より3度目とどんどんお芝居が深まって、ぐんぐん引き込まれました。
強い意志と自立心を持ったたくましい部分と、少し変わった子として人からなかなか理解されずに成長したせいで、ちょっと暗い部分も併せ持つユリウス。
だからこそ、能力について、同じかそれ以上の悩みを抱えるアデーラの良き理解者となり、彼女を支えます。
理解者と言えばちなつさん(鳳月杏)演じるヴィクターは、そのテの能力はないのに理解はあるという研究者。
探究心と懐の深さを放出しまくってます。
キュートでお茶目な一面もあったりして、ちなつさんだから出来るんだなーと思ったり
海ちゃん(海乃美月)アデーラ。
特殊能力持ってるのにそれをプラスに思えないのはかわいそう。
同様の特殊能力持ってるみちるちゃん(彩みちる)エゼキエルが、もうエエッて…と思うぐらい(笑)自信家なのと対象的です。
けれどユリウスに出会ってだんだん自己肯定感が上がっていく様子は、見ていて気持ちがいい。
そして可愛い
登場後すぐの場面で、ソファに腰掛けお茶を飲んでる姿なんて、たまらなく可愛い
“簡単な感想”と言いつつ、トップコンビと二番手だけでもっと語れるけれど(笑)、この辺にして次に続けます。
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