昨日、星組『RRR/VIOLETOPIA』マイ初日でした。
原作や元の映画がある長い話を一幕だけにまとめると、何かしら不満を感じたりするものですが、それが全くありませんでした。
橋が階段に変わったり、車が自転車に変わったりとディテールの違いこそあれど、ほぼ映画のままのストーリーで、カットされている部分もよく考えられていて、回想の形ではめ込まれているシーンも程よくて、ほんっと、谷先生頑張られたなぁ(←何様…)
そしてもちろん、あの世界観を体現された、ことなこあり始め星組の皆様ブラボー
ナートゥダンスだけじゃない、お芝居の細部に至るまでのこっちゃん(礼真琴)の表現力の深さ。
揺れ動く目線や繊細な仕草で、その時々の心情を表してる。
字が読めない…とかね。
それについては、最後に伏線回収されますが。
アクションはもちろん完璧。
長い槍をよくあんな風に振り回せるなと思うわ!
そしてありちゃん(暁千星)も、“こっちゃんの兄貴分”というのはなかなか難しい役どころだったと思いますが、お髭のビジュアルも貫禄があり、常に胸を逸らした感じの姿勢も、その役の人とナリを示しているようでした。
なこちゃん(舞空瞳)は、とにかく真っ直ぐな女性っぷりがピッタリ。
可愛く優しい中にもしっかりと芯の強さを感じました。
キワミシン(極美慎)は嫌味なのに憎めないキュートさ、面白味に溢れている役で、大真面目に何度も笑いを誘ってました。
カッコいいからこそ笑える
コメディセンスもありと見た
印象に残ったのは今作品で退団される大輝真琴さん。
懐の深い親方役。
ビームが鞭で打たれるシーンでの大輝さんにはウルッと来ました。
退団といえばぴーすけ(天華えま)。
結構無謀なこともしてしまう役だけど、パーティーに入り込んでウエイターを装い、ちゃっかりワイン(多分)を飲んじゃうところなんてまぁ可愛い
かみ手袖でコッソリやってるので、是非ご注目を!
うたちゃん(詩ちづる)の出番が少ないのは残念。
とてもとても可愛いから
レオさん(輝咲玲央)の悪いイケオジ、ヒーロー(ひろ香祐)の耐え忍ぶオヤジっぷりも素敵。
子役の瑠璃花夏ちゃんの歌声も良い。
歌声美しいのに心は鬼のような小桜ほのかちゃんの冷徹ぶりも、それはそれでゾクゾクする
舞台で出来る最大限のことを見せていただいた感じです。
パワフルで元気いっぱいのこっちゃんが戻って来てくれたのも最高
どうか千秋楽まで皆様お元気で
ショーについてはまた別に書きたいと思います。
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