宙組バウ公演「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」 | furuzukka 24時間タカラヅカ
友会でチケットが当たり(大ラッキー✨)、瑠風輝くん主演 宙組バウ公演初日に行って来ました。




ダイヤモンドの巨大な原石の中に建てられた「楽園」で生まれ育ったパーシーの家に、友人みんなから好かれ憧れられているジョンが招かれ、ひと夏を過ごす中で、ラブありブラックあり、で、ラスト悲劇の中に希望がある、的なお話。フィッツジェラルド原作です。

主役のジョンはもえこ、友達パーシーはこってぃ、パーシーの妹でヒロインのキスミンにあやちゃん。もえことあやちゃんが組むのは、「神々の土地」「異人たちのルネサンス」(いずれも新公)に次いで3度目。お互い(恐らく)よくわかりあってるし、神々から考えると2人とも、特にあやちゃんの成長著しいはずなので、このカップリングも楽しみでした。

感想一言で言うと、いや一言難しいけど敢えて言うと…もえこスターだラブいやもうカッコ良すぎラブ これ一番の感想てへぺろ
…これで終わりって訳にもいかないので😅

ストーリーは原作知らなくても、第一幕は明暗陰陽織り交ざり楽しめた。もえこのお芝居、歌、こってぃとの絡み。他の出演者の方々も、ほとんどの方が複数の役をこなし演じ分け、ベテランまりんさん、あおいさん、まっぷーは出てくるだけで場が締まるし同時に役柄で和む。流石✨
まりんさんとあおいさんはベルばらみたいな紛争。まっぷーは黒塗り。ゆいちぃ、なべちゃんと共にお屋敷の召使い役を独特のリズムと雰囲気で。この3人のユニット、お芝居はもちろん、歌もすごく良かった照れ
キスミン取り巻きの娘役さんたちは可愛いし、さよちゃんの美声にも聴き惚れました💕
男役さんたちは、パーシーたちの先祖で南部の人達やってる時、今まで多分お髭付けたことのない人達もお髭付けていて、男臭さを演出してました😆 因みに南部の場面では客席降りあり。
薬園の男役、飛行士役両方を演じてた方々、全く相反する役だったけど、しっかり別の人々に見えましたよ。飛行士役でのりっつ。この方は本当に99期なの?!安定感ありすぎなんだけど!わんたとのデュエットも良かったー!

第2幕は正直、それでいいのか…??と思う展開でと言うか結末で、原作は一体どういう結末?このまま?まぁギャツビーの作者だしな…と変に納得。いろんな疑問は残れども、そこはもう良しとするしか😅
ラスト前、もえこがあやちゃんをおんぶして歩いてくるのを見れただけで、オールオッケーとしましょう‼️って感じてへぺろ

それにしてもセットが見事だった✨
謎のスーパーカー。ダイヤモンドで出来ていることを連想させる屋敷の壁。タカニューでまっぷーが、注目してほしいと言ってたもえこのベッド。楽園内を移動するための滑り台。あと、滑り台の長さやカーブを音声の出どころのみで表現。牢獄を表すライティング。どれも凄かったわーアップ

そしてフィナーレ。
なんなのもえこ、あなたいつからそんなに大人の男になったのラブおねがい
黒燕尾群舞の前にソロのダンス。しなやかだけど力強くキレもあり、何度も言うけどほんっとにカッコ良かった‼️ 群舞も、人数少ないのにみんなの熱量すごくて、人数感じさせなかった。羽山先生の振り付け素敵音譜
男女のダンスもキュートで楽しく、見ているこちらがついリズム取ってしまう感じ😊
デュエダンも息ピッタリで美しかった。あやちゃんがもう少し裾さばき上手くなったら、もっと素敵になるかな。

もえこのご挨拶も誠実さが滲み出ていて、出待ちの時にこってぃも、「新人公演でいつもご挨拶されてたな、とか、後ろで見守っていたこととか思い出して、泣きそうになった。すごい感動した。」と言ってました☺️




大拍手で迎えられて、途中で手をヒラヒラというかキラキラ?させたこってぃをもえこがコラッてしてるのが可愛かったです🥰

この一回しか見られないけど、見ることができてとにかく良かった!
千秋楽まで皆さんがお元気で駆け抜けられますように‼️

余談ですが、私は後ろから2列目のドセンで、その後の列つまり最後列のセンターブロックには、小川理事長、キムシンを始め、劇団関係者の方々がズラズラっと並んでお座りになっていて、圧というかオーラ?が凄かった💦
オペラ見るのも、「あ、ここでオペラ上がってる」「●●、人気なんだな」なんて思われるんじゃないかと、あり得ない妄想をしてしまい、なんか気疲れしたわ(笑)