ポスチャースタイリスト古谷維久子です。
享保三年（西暦1718年）から酒屋さんを続けておられる
地元の【天野酒】さん。
昨年、酒蔵直営ならではの蔵出し生酒や、
発酵食品などを使ったお料理を提供する
ダイニングレストラン”天空”さんがオープン 。
近すぎて、いつか行けたら・・・
と思っていたのですが、その『いつか』が来ました。
建物は文化財に登録されています。
昔は、銀行業もされていたとか。
両替商かな？？？
『そういえば、おじいちゃんが
《西條銀行さん》ってよく言ってたわ。』と
母が教えてくれました。
江戸末期建造のものをリノベーションしたもので
店内に入ると同時に、懐かしいものが目を引きます。
昔は、手すりも何もないこの階段を上がるのが
日常だったんですよね。
まさに、日常のエクササイズ。
お席は、この上がり框から。
靴を脱いで上がります。
右奥に進み、通されたお席はこちら。
お座敷には椅子席が、ゆったりとした配置で並んでいます。
膝が痛くて、正座が苦痛の母が一安心。
お席には、メニューが置いています。
予約の時に、名前の漢字を聞かれたことに納得。
メインは4種類から選べます。
お料理が運ばれてくるまでに、
お店の中をぐるっと見回します。
お庭の向こうに、蔵が見えます。
欄間も、それぞれ違います。
建具などを、とても上手に
インテリアとして残しておられます。
残しつつ、新しいところもあり。
この相まった様子が、絶妙。
ノンアルコールの甘酒が食前酒。
乾杯。
濃い！
あまっ！
さすが、酒蔵直営店。
前菜のプレートは、
オクラの白和えが、特に美味しかったな～～
酒蔵直営となるとね。。。
『帰ったら、お昼寝するわ』と。
86歳、元気な証拠。
メインは、私は
豚ロース熟成吟醸酒粕胡麻味噌焼きをオーダー
豚ロース
酒粕
胡麻みそ
私の好きなものが重なったお料理。
次も、これにしよう！と思うくらい、美味でした。
天野酒さんの、お酒以外のヒット商品
酒粕入りの焼きネギみそもついてます。
母は、海鮮丼をオーダー。
ご飯が見えないくらい、海鮮が山盛りです。
こちらの器が、とても素敵。
ひとつひとつ、違っていて、暖かいんです。
こちらは、お茶碗。
（ご飯粒が、一つ残ってる汗）
このごっつっと感。
好きだな～～
手に持つと、温かさが伝わってきます。
デザートは、
酒粕アイスに
大吟醸のくずもち
しそのジュレとイチジク。
夏らしく、す～っと
のど越しがいいものばかり。
場所がよくても、
お料理がおいしくても、
最後のコーヒーが残念なところがありますが、
こちらは、最後のコーヒーまでしっかりとおいしい。
リピート決定です。
お店の外には、大きな酒樽があります。
私がすっぽりと入りますね。
懐かし～～
と、抱き着く、おちゃめな母。
文化財は、こうして形を変えて、受け継がれていくんですね。
たくさんの人の目に触れ、
訪ねてこられた人に愛され、
建物も、建具も、家財も、喜んでいるでしょう。
ざっと見ると、30人くらいは、座れたようなので、
ここで新年会とか、できたらいいな～～
大人の遠足、新年会とか、どうだろう？？
一緒に、楽しみませんか？
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大阪産料理 天空
0721-21-8828
大阪府河内長野市長野町13-11
営業時間
[月・日]
11:30～15:00
[水・木・金・土]
11:30～15:00
17:00～22:00
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行く日が決まれば、予約をお勧めします。
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