ポスチュアスタイリス ト古谷維久子です。
大阪でのレッスン終了後、京都に行ってきました。
夜の予定まで一時間だけ時間があります。
ちょうど今は、祇園祭。
『一時間だけで祇園祭を体感したい!』と、わがままを言うと、
快くアドバイスをメッセージで送ってくれました。
今の時期、京都に行くけど、がっつり祇園祭を見る時間はない。
というかたに、参考になれば。
一時間旅行記なので、興味のある方だけ覗いてくださいね。
まず阪急電車烏丸駅に着いたのが、17時頃。
もう、夕方だし、終わってるのかな~と思ったけど、まだまだ。
浴衣を着た人や、外国人が沢山いらっしゃいました。
烏丸駅の東改札口近く、18番出口から地上に上がります。
烏丸駅は、地上に上がる出口が多いので、この18番が
おススメです。
理由は、出てすぐに、あの一番有名な長刀鉾(なぎなたぼこ)があるから。
山鉾巡行で 「くじ取らず」として、毎年必ず先頭を行くあの鉾です。
18番出口を出て、右に進みます。
ほんとにすぐのところに、見えてきました。
大きい~
近くから撮ると、鉾先が切れてしまう。
何かを購入したら、会所二階に上がれるというので、脂取り紙を購入。
¥500也
すると、そこには大きな絨毯などが展示されています。
顔を近くに、見入ってしまうくらい素晴らしい装飾です。
絨毯ではなく、胴掛というのですね。細かな説明も、あります。
巡行の先頭で、あの、しめ縄切りをする、稚児の衣装も。
女性は、会所二階までで、
長刀鉾には乗れないので、ここから見学。
長刀鉾を満喫した後は、一階に下りて、
さっきと同じ方向に進みます。
交差点を越えたとこに、函谷鉾(かんこほこ)があります。
こんなに近くに、鉾が並んでいるのですね。
こちらも、会所に上がれるようですが、
時間が気になるので、外から見るだけにしました。
さらに進むと、ファミマを通り過ぎた次の路地に菊水鉾(きくすいほこ)
こちらは、写真撮り忘れ。
もう一度、四条通(大丸前の道)に戻って、
道路の反対に渡ると月鉾(つきほこ)があります。
見えるかな?
天に伸びる矛先に、三日月のお月様が有りました。
そして、こちらは、紅白の幕の中に茶席が設けられていました。
お点前を楽しんでいる外国のかたも。
鉾を見上げると、その装飾や絵画が素晴らしいです。
冬の間の保管も大変だろうな・・・
月鉾を通り過ぎた次の路地を左に曲がり、
直進したら船鉾(ふねほこ)があります。
お船のかたちをしています。
先頭の鳳凰が、舟鉾を本当に空に連れて行きそうな迫力。
雨が少し降っていたので、鉾はレインコートを着ていました。
芸術品ですものね~
ちょうど、皆さんで提灯を飾っているところでした。
こんな案内も。色んな人が見に来るので、気を使いますよね。
少し戻り、綾傘鉾→鶏鉾。
鉾の先には、確かに三角形の何かがあります。
高すぎて、はっきり見えませんでしたが。
長刀鉾から鶏鉾まで、ほぼ大きな鉾を見て回って、
これで一時間弱でした。
鶏鉾を過ぎた右に、地下に入る階段があり、
ここから地下鉄乗ることができます。
帰るときにはちょうど、函谷鉾でお囃子の練習をされていました。
この笛の音は、祇園祭を盛り立てますね~
各鉾の前には、机が出て
授与品(厄除ちまきとか、手拭いとか) が売られていました。
二階に上るには、
この、どれかを買えばいいところや、
いくら以上買ってください。というところ。
これとは別に、¥500支払えば上がれるところ。
それぞれ、工夫されていました。
女性が、鉾の中まで入れるところもありましたよ。
女性が入れないのは、長刀鉾だけなのかな?
アドバイスをくれたモリモリに、『行ってきたよ~』
の報告をすると、
『朝イチの長刀鉾が、凄まじい行列だったんで、
タイミングがよかったですね!』
と。
私が行ったのは、土曜日の夕方5時から6時の間。
小雨が降っていました。そんなことも影響したのかな?
観光客はいましたが、すごく混雑している感じはなく
祇園祭を一瞬体感できました。
こちらが、アドバイスと一緒にもらった地図です。
二時間あれば、この地図のすべてを廻ることが出来るかも。