7月4日(火)

朝、王培安中国国家衛生・計画生育委員会副主任を厚生労働省にお迎えしました。医療、介護、保育政策などについて意見交換をしました。高齢化の問題は両国の共通課題。子育て支援についても有意義な意見交換をさせて頂きました。

 

 

 

会見を終え、厚労省を出発して、愛知県大府市にある「国立長寿医療研究センター」へ。

鳥羽研二理事長・総長より、同センターで行っている調査・研究、開発などの説明を受けました。

 

 

ここでは、認知症先進医療、老年学・社会科学、バイオバンク、ロボットなど、高齢者に関わる研究開発に取り組んでいます。「認知症の全国的なデータ収集の枠組み-オレンジプラットフォーム」や認知症予防、ロボット開発など、大変重要な事業を進めており、高齢者を取り巻く医療、介護など、あらゆる課題の司令塔としての役割が期待されます。

 

 

 

厚生労働省に戻り、宮城の認知症をともに考える会「おれんじドア」実行委員会代表 丹野智文氏と副大臣室でお会いしました。

 

 

39歳で若年認知症と診断された時の心境。その後の仕事の状況、今、「おれんじドア」で行っている活動など、たくさんのことを伺いました。認知症と診断された時に、当事者に支えてもらうことの必要性など、大事なご意見を頂きました。丹野さん、貴重なご意見をありがとうございました。