2月15日(火)

認知症の精神科在宅ケアを行っている「こころホームクリニック世田谷」を訪問し、高野洋輔院長から説明を受けました。





東大精神科の若手医師を中心に、2013年に地域精神医療の拠点となる同クリニックを開設。24時間体制で対応していて、家族に安心感を生み、本人の安定につながっています。看護師、保健師、作業療法士、精神保健福祉士など多職種が連携して、既存のサービスの隙間を埋める支援をしています。

在宅医療は、嫌がる方を無理に病院へ連れていく必要がなく、本人、家族の普段の様子が観察でき、ほんの少しの薬物療法で落ち着くことが多いそうです。


千葉大学医学部特任准教授 上野秀樹先生から「認知症を支える訪問診療」

桜新町アーバンクリニックを遠矢純一郎院長から「認知症初期集中支援チームの実践」

大熊由紀子 国際医療福祉大学教授から「認知症の人を地域で支えるために大切なこと」

を伺いました。


認知症の在宅医療、チーム医療、初期集中支援。認知症対策に大変参考になりました。本日の視察を組み立てて下さった西田淳志先生、ありがとうございました。


午後の本会議では井上幹事長が代表質問。政調全体で厚生労働省所管の同意人事の了承をとりました。