岩手県一関市の藤沢病院を中心とした地域包括ケアシステムの現場を訪問しました。




佐藤守元藤沢町長は、高齢社会を見据えて、医療と福祉のサービスを受けられるようにする構想を持ち、国保藤沢病院を開設。(医療人材を確保するために、子どもから育成したとのこと。凄いです。)




その理念に共感した、佐藤元美院長。医者は病気を治すだけでなく、生活を支援することが重要と、地域の住民と対話をしながら、ニーズを把握してきました。

病院を中心に、老健、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業、デイサービス、グループホーム、特養などが連携して、一人一人の医療、介護、リハビリなどを切れ目なく支えています。


また。医師と住民との話し合いの場「ナイトスクール」を実施。地域住民が病院を守り、医師を育て、医師は地域や生活を理解していく。住民と事業者が一体となった地域包括ケアシステムを、21年にわたり作ってきました。

これにより、「住民には安心を」「医療スタッフにはやり甲斐を」「経営には安定を」生み出すことができるという佐藤院長の言葉が、印象に残りました。


医療や介護を提供する側と住民が一体となって構築する「地域包括ケアシステム」を学ばせて頂きました。(感動です!)全国へ発信していきたいと思います。