今日は神奈川県平塚市にある 肢体不自由児療護施設「精陽学園」を訪問しました。清水行夫園長より、障害者自立支援法が施行されてからの実態や、切実な要望を伺いました。近年、入所児童の重度化が進み、現場では児童の療育・支援の充実がままならない実情がある。親の精神疾患が原因で虐待を受け、その後遺症から入所にいたる子どもも増加。職員には非常に大きな負担がかかっており、配置基準の見直しが必要である。職員の処遇改善をしないと、人材の確保が難しく、そのためにも予算の確保が不可欠であることなどを述べられました。子ども手当てについても率直なご意見を頂きました。

児童虐待やネグレクト、子どもに会いに来ないなど、親の問題も深刻であることを再認識しました。
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