今日は党がん対策推進本部でテルモ株式会社を訪問しました。冨田剛人事部長より、がん検診の取り組みについて説明をして頂きました。同社はがん検診率を80%まで引き上げることをめざし、積極的な取り組みを続けています。そのポイントは「定期健診とがん検診をセットで実施」「健康保険組合の補助により1割程度の自己負担」「大規模事業所は検診車を配備し、営業所は公用外出扱いにするなど、受診環境を整備」「衛生管理室、健康保険組合から未受診者へのCall」などです。また、扶養家族向けに「レディース検診」を30年前から、土・日で実施しています。子宮頸がんワクチンも1人あたり2万円の補助を新設したとのこと。すばやい対応です。

この他、様々な啓蒙活動を行っていて、学ぶところがたくさんありました。看護師のお二人からは、現場で丁寧な対応をされいる様子を伺うことができました。がん検診率アップに向け、自治体だけではなく、企業側からのアプローチの大切さを再確認しました。

宮本太郎著「生活保障 排除しない社会へ」を読了。
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