一応、拙誌は市政ジャーナルなんで、ココからは議員のなり方とリベラルについて語らせて頂きましょうかw。

 

 

今回の守谷市議会選挙を分析して分かることは、固定票は10,000+って位で、浮動票はソレを若干上回る程度だから、新たに立候補してみるかって候補者が『行けるかも♪』と参加してくるのは当然。辞退する現職数と新人数とのバランスが選挙を難しくするかどうかのカギを握るのだろう。

 

立候補者が多くなると、やはりそれなりのエネルギーが生まれ、票が剥がされる力学も生まれる。難しい選挙となるのだが、現職はソレなりのアンテナを常に張っているので、事前に何処かで選挙準備を始めているとの噂や臭いを嗅ぎ付け、後れを取ることなく地固めに入る。上位当選を目論むよりかは、議員になってしまえば同じ1議席であるので、目立たぬようステルス戦術もこれまたスマートである。

 

なので、今回は、20代の新人が辛うじて滑り込んだのなんかは、以外と事前に作戦を立て、自分なりに票固めをしていたモノと推察できる。お見事♪でしたし、前回、新人で最下位当選の議員も再選を果たしたのも彼なりの地固めができていたと察し、コチラもお見事♪でした。

 

立候補者の少ない市長戦なんかは、むしろテクニックの見せ所ではないだろうか。守谷のような小さい行政都市だとソレほど目立った実績を訴える効果はあり得ないから、対立軸を明確にした候補者にひっくり返されることは多分に起こり得る。

 

前回は、土浦から塾経営者に頼んで、無投票を回避し、前々回は対立候補の票を奪おうと、急場仕立てのくノ一やオマケ候補者を立てたのなんかは、現職側の選挙戦術だろう。守谷市の選挙参謀は皆、近隣の選挙事務所と連携を取り合っていて、相手票の取り崩しに手練手管するのは当たり前の世界である。それが日本全国の選挙実態であり、この古典的で短期決戦の選挙で勝利するには、やはり若年浮遊票層に訴えやすいビジュアルの選挙運動が今後の選挙戦術の要となるような気がする。

 

 

 

上の写真は、元自治官僚から6期連続で茨城県知事を務められた橋本昌氏です。東海村出身の東大卒出あります。同じ東大卒で元経産官僚の大井川和彦現知事(土浦出身)に7期当選を阻止されてしまいました。

 

全国多選知事の記録は8期だそうで、さすがに長期政権ともなると、有権者もマンネリに嫌気がさすのでしょう、なかなかヘイ、10度♪とは歌のようにいかないモノのようです。

 

 

 

 

 

 

【週刊ナンダイ!?】編集長/にわか市政コラムニスト=福祉サンタ(がんステージ4患者)

※守谷にUターンした似非(えせ)地元住民の4代目