『ペンは剣よりも強し』か、と云うと、やはり暴力を生む事はできても、止める事はできないことを、今回の安倍元首相が暗殺されたことで、思い知らされてしまった感がする。

 

政治・言論の自由を暴力をもって排除することは絶対にあってはならないと云いながら、国会では『数は力なり』で、好き勝手な民主主義に作り替えてしまう。これも多数派の横暴であって、少数派・弱者には黙って見ているだけしか手立てがないとしたら、それはとても不幸である。

 

目下、拙誌はあの国有財産や大学新設の利権に拘わる森友加計問題について、再度、ハイライトを投じているのだが、監督省庁から安倍元首相に対しての忖度があったのだろうと、国民に対して一向に説明責任を果たそうとはしない安倍元首相を、その所属政党も彼を庇い、国会質疑を力尽くで中断させてしまう。

 

正しく政治・言論が行われているのであれば、そんな誠実無垢な人達を襲う必要があるわけがないと思うのですが、賢い読者の皆さんはどう思いますかw。

 

 

赤穂城主の若い殿様が、高家旗本の吉良上野介のイジメに遭い=政治・言論の自由に対して、暴力を振ってしまったことが、幕府の逆鱗に触れる。即刻切腹を申し付けられ、お家は断絶。一方の吉良に対しては、喧嘩両成敗なはずがお咎めなしでは、小藩の赤穂藩士とは云え、ハイそーですかとは納得がいかないのは当然である。幾度の嘆願も幕府に願い入れられず、林修先生の決め言葉『時は今=ヤルなら今でしょ♪』と、吉良邸に討ち入り、見事、主君の仇を果たしたのでした。

 

昨日まで選挙戦=候補者にとっては戦である。勝てば官軍、負ければ賊軍の、お構いなしの勝手イベントである。そんな最中に、小沢氏は8日の街頭演説で「自民党の長期政権が招いた事件と言わざるを得ない」と述べた。これに対して、立民代表の泉氏は「全容は不明だ。事件と長期政権など何かを不用意に関連付けるべきではない。党としても注意した。どんな背景であろうがテロは是認されない」とSNS投稿したと云う。小沢は戦の最中、泉からテロを受けてしまった。。。

 

 

 

【週刊ナンダイ!?】編集長/にわか市政ジャーナリスト=福祉サンタ