明日の投票に、凶弾に倒れて亡くなった安倍元総理を偲んで、弔い投票に出掛けようとしている読者の方、チョット待って考えて貰えませんか。
あの小泉純一郎元総理が自民党をブッ壊すと言って、壊されたのは国民生活だったのを皆さんは忘れたのでしょうか。行政改革が目玉の政争だったのが、フタを開けてみれば、郵政民営化のみ。株式会社化で得をしたのはその株を購入できた一部の高所得者だけ。規制緩和により大量の非正規労働者が発生し、大企業は彼等をコキ使う事で業績改善を果たしたのは言うまでもありません。
欧州では、ロシアが自国防衛のためウクライナに侵攻しました。NATOはこの暴挙を止めさせようと、軍備拡大を各国に申し合わせ、いよいよ本格的な戦争が始まろうとしています。そうなると、当然、米国はロシアとの国境に面する国々に司令基地を構築して、その圧倒的軍事パワーを見せ付け、本当の敵対国である中国の世界進出に歯止めを掛けておきたい算段なのですよ。
日本がこの古典的西側イデオロギーの争いに巻き込まれるのは当然です。米軍は、中台内紛や朝鮮半島で衝突が起きれば、必ずや支援に機動部隊を派遣します。同様に、もし中国が尖閣諸島で軍事行動を起こした場合は、先ず、自衛隊が防衛に出動し、米軍の出動まで、国を守り抜かなければなりません。日本が血を流さずして、米国の若者だけが血を流すのは有り得ないとの理屈です。
沖縄の米軍基地が返還されず、むしろ基地が拡張され、ソコ目掛けて中国から弾道ミサイルが撃ち込まれてくるのですから、太平洋戦争で地上戦を経験し、平和を願う沖縄県民にとっては堪ったモノではありません。
すでに自公で衆参院の絶対議席確保が予想されるとの報道の中、果たして貴方の将来を自民党に託してしまって良いのでしょうか。
この危機感を共有したくて、元海上自衛官が狂気の犯行に及んだのか、いえいえこのような犯行は単独で行えるはずがなく、当然、黒幕が後ろで手を引いているのではないでしょうか。本能寺の変の当日の織田信長の行動を知っていたのは、家臣である明智光秀。その反逆者の首が召し捕られと云う記録は無く、黒幕の徳川家康に紀州を通って匿われたの一説があるｗ。
これは拙誌のゲスの勘ぐりでは御座いますがｗ、なぜこのような事件が起きたかと謎解きますと、安倍(長州)・麻生(薩摩)そして菅(関東)の後、岸田(広島)に首相の座が禅譲されたことを面白くないと思う人物で、そして事件が起きた奈良の近畿で勢力を誇示する、幹事長席から引きずり下ろされた人物が誰であるか、そしてその人物と親しく、しかも公安に通じている人物は誰だったのか、興味がある方は是非、ググっていただきたいｗ。