今回の自民党総裁選に出馬した4候補者の所見を拝聴していて、彼(女)等は一国のリーダーにならんと志しているのではなく、来る10月の衆院選での党看板になることを意識して、各メディアに露出しているのだと悟った次第である。

 

確かに、ガースーはハリキって安部の後釜に据わったのだが、自他共に認めるように資質が備わっていなかった。2020東京オリ・パラ⇒コロナ禍第5波と云う非常事態下で政局を迎えてしまい、アベノミクスで築き上げた自民党のアドバンテージを水泡に帰すがごとく葬り去る事態だけは避けたい。政権与党としては当然の思いである。

 

しかし、この4候補者の誰もが、『アレもやります、コレもできます。しかも迅速に♪』と、ナニか下手な店頭販売の実演を観ているような気がして成らなかったw。確かに、国民・有権者へのサービスだったのか、コロナウイルス対策用にマスクを配った総理のマインドよりかは幾分マシかもしれないw。

 

行政の長としてその責任と苛立ちは、解らなくはないが、政治家としての重みのある発言を私達はここ暫く聞いていない気がする。

 

先ほど、拙誌姉妹誌【GAZE 増刊号 No.96】=第81代内閣総理大臣 村山富市を発刊したので、自民党の総裁選に飽きた読者は、是非、お読み頂きたい。

 

典拠:朝日新聞デジタル 『もう一回、リベラル政権を』 枝野氏、村山元首相訪ね面会

 

 

 

【週刊ナンダイ!?】編集長/にわか市政ジャーナリスト=福祉サンタ