テレ朝夜ドラ『黒革の手帖』が終了した。武井咲演じる派遣社員、原口元子の不満が爆発し、務める銀行支店の隠し金を横領して、銀座クラブのママに登り詰めるストーリー。結局は、恨み辛みが巡り巡って警察の御用となってしまう。

女子銀行員が起こした滋賀銀9億円事件を題材にした松本清張の小説が原作であるが、題材となった事件では、女子行員は横領した9億円をギャンブル好きの男に貢ぎ通したのに対して、このドラマでは元子が男を次から次へと手玉に取り金をせしめるのだが、世の中そう甘くはないよと、『悪銭身につかず』の結末で終わるw。

 

さて、国会はいよいよ衆院解散⇒総選挙。せっかく国民が選んだ議員を、総理の専権事項=要するに都合が悪いとして、再度、国民に議員を選び直して貰うと云うのだ。国民にしてみれば、議員先生達と日頃、付き合いがある訳でもないので、読者のアナタが茨城県人であれば、大方、右へ倣えで『自民党』に投票してしまうのであるw。

 

そんな脳味噌の濃度が疑られる行為は嫌だと思われる、国政への参画意識の高い国民は、独自の選択項目を設定して、一票を投じることだろう。

 

しかし、与党/野党の大きなくくりのところで、国民に選択肢が用意されていないことが、選挙人にとって不幸であること極まりない。

 

人気者を選ぶアイドル総選挙に見受けられるように、『ドーせあの娘に投票したところで、振り向いても貰えない ⇒ ならば、コイツに入れてしまえ!?』と指原3連勝の理由は大方そんな処だろうw。

 

さ~ぁ、気を取り直して、総選挙ですw。長期政権を許すのか、あるいは新しい国政の潮流に期待を寄せるのか、熟慮の上、清き一票をご投じ下さい。

 

 

週刊ナンダイ!?編集長