(高慢そうなイエレンが中国人に媚びているの巻)

 

 

 

1)NATOサミットでバイデン・ネオコンの敗北が確定

2)ウクライナ戦争最前線 ロシア勝利がバイデン・ネオコンをひっくり返した

3)ブラックロックの利権を守るためにはロシアと共存するしかない

4)イエレン訪中の真の目的は、ブラックロックの儲けのためのロシアとの停戦

5)台湾有事の凍結=NATO東京事務所が白紙撤回。岸田文雄はどうする?

6)日本人自身の深層意識が日本人を許していない

 

 

7月11~12日のNATOサミットを経て、バイデン・ネオコンはプーチン・ロシアに全敗したと言える。米欧が総力を挙げて支援したウクライナ軍が全面敗北したことで、ユダヤ資本家の総代理人ブラックロックはウクライナ利権を守るためにはロシアとの共存を謀るしかなくなった。すなわちロシア・中国・グローバルサウスの第一段階の勝利である。

 

 

1)NATOサミットでバイデン・ネオコンの敗北が確定

バイデン、ヌーランド、ラスムセンらはつい1か月前まで、7月11日のNATOサミットでウクライナをNATOに加盟させてNATO全体でロシアと対決する、すなわち第三次世界大戦を起こしてもロシアを敗北させると息巻いていた。しかしいまや米欧が総力を挙げて支援したウクライナ軍がほぼ全面的に敗北し、バイデンらのそういう勢いは雲散霧消した。問題の7月11日、NATOはウクライナの加盟について「加盟国が同意し、条件が整えば、NATOに迎え入れる」という、ゼレンスキーから見れば無責任な宣言を発表し、加盟招待の時期すら示さなかった。米欧首脳はコメディアンのゼレンスキーなどはどうでもよい。いまやブラックロックのウクライナ利権を守るためにどうやってロシアと話をつけるかで頭がいっぱいだ。本当はこうなることは最初から分かっていたことなのだが、欲に目がくらんだジョンソンなど米欧の指導者たちは頭の中が儲け話でばら色になって曇っていたわけだ。ゼレンスキーは7月11日にこの発表を聞いて、「前代未聞でばかげている」とNATOを強烈に批判したが、そこは大統領のフリをしているだけのコメディアンなので、翌12日に各国首脳やバイデンから諭されて、おそらく身の安全と不正資産の保全を約束されて、「会議は成功だった。素晴らしい団結と安全保障が手に入った」と発言を変えた。

 

 

2)ウクライナ戦争最前線 ロシア勝利がバイデン・ネオコンをひっくり返した

米欧日マスコミの「ロシアはプリゴジンの反乱で分裂している、ウクライナ軍は勝っている」という捏造情報のプロパガンダを聞いていると事実がさっぱりわからないが、現実は米欧諸国が総力を挙げて支援したウクライナ軍は全面敗北している。当初のウクライナ軍自体はすでに昨年の時点で壊滅したが、米欧が次々に傭兵と武器弾薬をウクライナに供給し続ける限りウクライナ軍は戦争を継続するという状況が続いていた。その巻き添えでウクライナ国民がいくら死のうが、ゼレンスキーやその黒幕のコロモイスキー、ブリンケン、ヌーランドたちはユダヤ人であってウクライナ人ではないのでまったく平気なのだ。しかし反転攻勢のために再構築したウクライナ軍も緒戦で敗れて30%の軍備を失い、さらにプリゴジンの芝居におびき出されて主力部隊も全面敗北している。この1年半のウクライナ軍の戦死者数は35万人に達し、負傷兵を含めると失われた兵員は100万人になろうとしている。ウクライナ人の徴兵可能な五体満足な成年男子がいなくなってしまうほどの数字だ。ロシア側の被害はその10分に1から5分の1に過ぎない。この数字は元アメリカ国防総省のダグラス・マグレガーはじめ専門家の間でほぼ一致している。ウクライナのGDPは50%も失われて国家破綻しているが、ロシアはむしろ増大して世界のGDPランキング11位から8位に上がっている。元CIAのラリー・ジョンソンはアメリカにはもう戦争を継続するだけの武器弾薬の増産は不可能だと述べており、CNNもウォールストリートジャーナルもアメリカにはもはや武器弾薬の在庫がなくなったと報じた。渡せるものはもうクラスター弾しか残っていないというのが事実である。NATOが全力で支援したウクライナ軍が全面敗北した現実を前にして、NATOが直接ロシア軍と戦ったとしても勝てる見込みがなくなった。ウクライナをNATOに入れればロシアとの勝ち目のない全面戦争をしなければならない。CFRは事前の7月7日に「ウクライナをNATOに入れるな」との論文を発表した。

 

 

3)ブラックロックの利権を守るためにはロシアと共存するしかない

ウクライナ戦争におけるユダヤ・アングロサクソンの指導者・資本家の最大の目的は、ブラックロックを通して独占的に手に入れたウクライナの利権で大儲けすることだけである。そして二番目には、あわよくばロシアのプーチン政権も倒してロシアの国富も同様に奪って大儲けすることである。日本でも坪あたり200円くらいで手に入れた農地に道路や上下水道・電気などが整備されればいきなり坪10万円に値上がりする現実は身近にある。大儲けだ。これがウクライナ復興会議の彼らの目的である。破れかぶれのゼレンスキーらはザポロージャ原発を爆破して全ヨーロッパの放射能汚染を取引材料にすることも考えたらしいが、そんなことをすればブラックロックがせっかく二束三文で手に入れたウクライナの土地や利権が放射能まみれになって儲けるどころか大損をする。ゼレンスキーらも自分たちの生命はおしいので、最初からできない話である。NATO全体でロシアと戦っても勝てる見込みがない以上、いまブラックロックと米欧の首脳が向かうところは唯一、ロシアと休戦し、共存して、ウクライナの安全を確保し、日本など全世界から投資させてウクライナ復興(彼らの大儲け)を推進することである。

 

 

4)イエレン訪中の真の目的は、ブラックロックの儲けのためのロシアとの停戦

筑波大学名誉教授の遠藤誉によると、7月6~9日に訪中していた米財務長官のイエレンは中国副首相の何立峰(か・りつほう)に会った時に3回もお辞儀をし、李強首相と会ったときもへつらうような笑顔を向けていたそうで、これがアメリカ政界から厳しく批判されているということである。中国の環球時報が11日にこのことを報じて中国や台湾でも失笑のネタになっている。一般にイエレン訪中の目的は米国債を買ってもらうためだと報道されている。バイデンがやっと米政府の債務上限をしばらく撤廃して資金調達を可能にしたが、誰かが資金を貸してくれなければ意味がないからだ。それで中国に頼みに行ったということになっているわけだが、しかしイエレンは財務長官でありその前はFRB議長である。いわばユダヤ金融資本の直系の子分のユダヤ人だ。してみるとイエレンはユダヤ資本の総代理人ブラックロックの利権と利益を守るため、ロシアと停戦するのに中国の協力を取り付けに行ったと見るのが自然である。そもそも先月ブリンケンが同じ目的でウクライナ戦争の解決のために訪中して習近平らからコケにされている。しかし習近平ら中国指導部の膨大な在米資産もブラックロック等に投資されているものが多いはずなので、習近平らと意見一致を見る可能性は高い。そしてそのときブリンケンは中国から宿題をもらったはずだ。今般イエレンはその回答を持って訪中し、合意を得た、と考えるのが自然だろう。こうして7月11日のNATOサミットの最終方針も固まったと考えられる。

 

 

5)台湾有事の凍結=NATO東京事務所が白紙撤回。岸田文雄はどうする?

そのときに中国側から出した条件の一つがNATO東京事務所開設の白紙化であろう。結果的に7月11日のNATO宣言からNATO東京事務所開設の件は完全に削除された。NATOが来なければ日本・韓国・台湾はいずれも中国と戦争しようなどとは考えられない。そもそも本来戦争する理由などない。台湾有事もおのずと凍結である。これも中国と日本を戦争させたくて一生懸命に台湾有事を煽ってきたネオコン・バイデン政権の敗北である。今後、来年2024年1月の台湾総統選挙に向けて台湾に対する中国共産党の工作とアメリカNEDの工作とが激化する。それに引きずられて台湾国民も親中派と親米派の闘争が激化することになる。しかしウクライナ・アメリカ・欧州による反転攻勢の敗北で、ロシアの軍産複合体は米欧全体の軍需生産力よりも強力であることが証明され、ロシア・中国連合軍の威力はたいへんなものとなった。けっきょくNATOが動けない状況では、台湾総統選挙でもアメリカが続けて敗北する可能性が高まったと考えられる。こうなるとバイデンにくっついて一緒に台湾有事を煽ってきた岸田文雄は、NATOが来なくなった状況でその強大なロシア・中国連合を敵にしなければならない。目も当てられない状況ではないか。

 

 

6)日本人自身の深層意識が日本人を許していない

米欧日マスコミは相変わらずアメリカの戦争研究所とロイター通信の言いなりの報道を繰り返している。ところがどちらもユダヤネオコンのプロパガンダ機関なので、事実の報道はまったくやらない。米欧日の国民を騙してウクライナ戦争に協力させることが目的である。ヌーランドの義理の妹がやっている戦争研究所などはあまりにも幼稚な発表をやっているので、記者たちは苦労してそれに合わせて矛盾に満ちた記事や中身のない記事を書いたり、多くの記者は何も考えずにただコピーしてプロパガンダしている。上記のウクライナ軍によるザポロジエ原発の爆破計画も、ウクライナ政府の「ロシア軍がザポロジエ原発を攻撃している」という嘘の声明に合わせて作文して報道しているわけだが、IAEAが調査して「ロシアによる攻撃はない。地雷もない。爆発物もない」と発表しても、聞こえないフリをしてウクライナの嘘の声明をプロパガンダし続けるしか生きる術がないという始末だ。多くの記者たちが本年6月4日に始まったウクライナ軍の反転攻勢は勝利を続けているのになぜか進まないと首をひねっているが、現実はウクライナ軍は敗北してすでに壊滅してしまっているわけだ。万事が万事この調子である。マスコミに引っ張りだこの防衛省防衛研究所の連中なども、おれの盟友の防衛省の大物OBは「彼らは実戦の経験もないので、上から言われた通りに作文して発表しているだけだから机上の空論にすぎない。現実とは一致していない」と言い切っている。日本人自身の深層意識が、こんな嘘にまみれた日本人がまるまる生き残れるとは考えていない。いますぐの第3次世界大戦はなくなったが、しかし日本人の半分が消滅するというシナリオはすでに固まっていて動かないと思われる。この件は次回、アメンバー限定記事に書きたい。