本井秀定著 「幸せの種 不幸の種」
株式会社JES社長の本井秀定さんの新著「幸せの種 不幸の種」が、来週の火曜日(9月29日)に出版される。
さっそく本井さんが送ってくれた本書を開くと、そこには素晴らしい珠玉の言葉が溢れていた。
著書の冒頭をちょっとだけ要約して(一部フミヤス流意訳あり)ご紹介すると、
P4~6
ビジネスは儲けなければ従業員の給料を出すことが出来ません。だから「儲ける」とはお金を稼ぐことだと考えがちです。
しかし「儲」をよく見ると「信じ合う者」という意味の合成漢字です。社長と従業員、そしてモノを作る人、売る人、買う人が、どうやって信頼関係を築くかが大きな「儲ける」ためのポイントとなるのです。
だから自分の自己中心の視点で「なぜ売れないのだろう?」と考えても、頭は答えを出せない仕組みになっています。しかしお客様の視点に立って「なぜ買わないのだろう?」と考えると答えが出てくるのです。信頼とは相手の立場に立つことから始まるからです。
P16~23
只今の自分が「不幸だ、辛い」と思っていたら、未来はその延長線上にあるので、不幸で辛い未来が待ち受けることになります。今自分が感じている感情の延長が、そのまま未来を創っているのです。
でも、たった今、「私は幸せだ」に変えてしまえば、未来も変わることになります。どうやって変えるか? まず「今、私は不幸だ」と思っている人は、今の自分の状態を完全に勘違いしていると気づくところからはじめます。じつは今、幸せなこと、楽しいこと、ありがたいことがたくさんあることに気づくのです。ここからお客様も自分の未来も幸せに変わるのです。
如何だろうか?
平易な言葉で、しかしどんな哲学にも負けない、生きている人生の真実が感じられるのではないだろうか?
そう、本井秀定 「幸せの種 不幸の種」は、全編が大きな愛情で貫かれているのであり、これこそが幸せと成功の秘訣なのだ。
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本井さんとおれはお互いに青年のころからじつに30年に及ぶ友人である。本井さんがおれより2歳年上だが、この歳になると年齢はどうでもよくなってくる(笑)
30年前、本井さんとおれの青年時代、現在は一部上場会社となった某有名企業のW社長(現会長)からほぼ同じ時期に各々出資を受けてそれぞれの事業をスタートさせた。
本井さんは教育関係の出版やコンサルの事業に船出し、おれは野村総研や三菱商事の事業に参画して船出した。そして間もなく本井さんとおれはそのW社長から互いを紹介されたのだ。
お互いの事業分野が異なるのでふだんはそれぞれの事業に邁進しているが、たまに会えば飲みながらビジネスの話、生き方や精神論の話、酒や女の話も語り合った。(注!女の話でいえば、彼は今は清廉潔白です(笑))
そして互いに互いの苦境の時期も、失敗したことも、苦境や失敗を乗り越えてきた道のりも解っている。
それらのことを語ればきりがないが、
一言でいえば、本井秀定は、愛情にあふれた偉大な男である。
そしてJESで忘れてならないのが、副社長を務める佐藤毅君だ。彼はむかし同じく青年のころおれの秘書を務めてくれていたのだ。
おれが先述のW社長から出資を受けて独立する前、おれは20代後半、某企業の企画部長を務めていて、その企画部の業務を2倍に拡大することになって5~6人の新社員を増員することになった。それでおれが面接して採用した一人が佐藤君である。
おれがW社長の出資を受けて独立した後も、おれが業務提携していた上場予定の会社などに出向してくれたり、よくもおれみたいなヤクザなヤツと30年以上も親しくしてくれているものだと感謝が絶えない。
20年前、佐藤君は本井さんのJESの業容拡大に伴ってJESに参画することになった。彼がビジネスマンとして、人間として、本当に成長したのはそのJESにおいてである。
そう、本井さんのJESもまた素晴らしい会社なのだ。
本井秀定 「幸せの種 不幸の種」、発売前であるにもかかわらず、はやくもAmazonギフトランキングで2位に着けている。おれもまとめて10冊ほど注文して親しい友人に配る予定だ。発売が始まればAmazon売れ筋ランキングでもトップになるのは時間の問題だと思われる。
必ず人生のプラスになると思うので、ぜひご一読ください。