WEBマガジンである女子SPA!により、2024年6月4~5日の調査期間で、20歳以上の男女200人を対象に、あなたが考える「信頼できない女性政治家」ランキングがyahooニュースに載っていました。

 

電話なのか、郵送等の文書なのか、購読者のみか、任意抽出か、質問の仕方とか、どういう調査方法かが示されていないので、新聞社や週刊誌が実施している首相候補者のランキングと同様に信頼がおけないと思います。

 

ただ、こうしたアンケートの発表は、風評被害にもなりえます。

 

たとえば、10位には、自民党の杉田水脈氏(10票)が入ったとしますが、トップ画面の写真は、第一位の今井絵理子(49票)ではなく、杉田水脈氏の写真が使われています。パッとみた表題と写真で杉田氏をもっとも「信頼できない女性政治家」に仕向ける印象操作ですね。

 

文責の「るしゃま」さんは、アンケート内の「発言の内容が酷すぎるから」(30代・男性)といったコメントを掲げ、杉田氏は過去に同性カップルは「生産性がない」との発言を切り取って書いています。

 

『新潮45』2018年8月号に掲載された、杉田氏の関係部分を抜粋すると、

「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。」

 

要するに不妊治療などに助成するならば少子化対策になるが、LGBTでは子供を作らないので、そこへ税金を投入するのが適切かと言っています。同性愛者であるならば子供が出来ず生産性がないのでまっとうな発言です。メディアが騒ぐような発言じゃないでしょう。

 

「LGBは、性的嗜好の話です。以前にも書いたことがありますが、私は中高一貫の女子高で、まわりに男性がいませんでした。女子高では、同級生や先輩といった女性が疑似恋愛の対象になります。ただ、それは一過性のもので、成長するにつれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚していきました。マスメディアが『多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然』と報道することがいいことなのかどうか」「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は、『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません」

 

報道のあり方に問題があり、常識等を見失い秩序が崩壊することを懸念している発言です。秩序を維持したいという、まったく当たり前の意見であると思います。

 

それを選挙が騒がれ始めると、こうしたランキング付けで、メディアが落選させたい議員にレッテル貼りを繰り返すのは、全くいかがわしいと思います。

杉田水脈氏の常識的な発言を、うすら左翼が貶める手段に使うのは、風評被害にあたると思います。

 

メディアは落ちるところまで落ちたという感じがします。

LGBTプロパガンダ禁止法